ワークショップ『灯台写真教室』のお知らせ

この度、木村和平と馬込将充はワークショップ『灯台写真教室』を開講いたします。

異なる視点を持つ二名の写真家と、これから写真で表現をしたい人たち、または自身の写真表現をより高めていきたい人たちが集まり、一人で活動するだけでは得られない熱意や知識の共有を通して、写真の可能性を共に探求していける場を作ることが目的です。

※必ずこのページに記載されている全てに目を通した上でご応募下さい。

概要

二名の写真家による講義と実践、講評を中心に参加者全員が約1年間のワークショップ終了までに一つの作品を完成させること、もしくは作品完成の目処が立つことを目標にしています。

講義では写真作品を制作していく上で必要となる知識や方法論を、実践では作品制作で必要となる思考や技術を、基礎的なことから指導していく予定です。

講評では、毎回参加者が作品を持参して進行具合を発表し、それに対して講師2名が意見、指導をすることで制作をサポートします。異なる二人の写真家から一度に講評を受けられる機会はあまりないもので、『灯台写真教室』の特徴であると考えています。

また、参加者同士でそれぞれの作品に意見交換をすることで、より作品制作へのモチベーションや熱意が高まっていくことも期待できます。

その他にも、講師2名の経験や知識を活かして参加者の写真に関する様々な疑問に回答します。

定員

12名まで

料金

¥56,000
参加料+教材費込み ( ¥4,000 x 14回で算出 )

注 )お支払い方法は振り込みまたはカード決済となります。月謝制ではなく、事前に¥56,000全額をお支払いいただきます。追加の料金は一切ありませんが、参加者自身の作品制作にかかる費用や交通費等は自己負担です。

場所

JR新宿駅近辺(参加者の方には別途メールで住所をお伝えします)。

開催期間とスケジュール

2024年2月24日から同年12月までの全14回。
全ての日程で土曜日の19時から22時を予定。
※2回目以降の日程は参加者全員と相談し決定します。

第1回        2月24日(土)
第2-6回         3-5月中
第7-12回          6月から11月
第13,14回      12月中

ワークショップの内容

講義と実践が基本方針となります。
実践では作品制作のサポートを、講義では作品制作をしていく上で必要と思われる知識を学習します。
実践
・作品テーマの考え方
・コンセプトの考え方
・撮影方法の助言
・参加者の写真を講師2名が毎回講評
・個々の作品に対して、参加者同士での意見交換
講義
・現代写真史
・重要な写真家とその作品解説
・社会と写真の関係
・AIの進化と写真
・時代における写真の役割とその変化
・写真と言葉
・展示や写真集など、作品発表の方法論

その他にも、ゲスト講師を招いた特別講義(※スケジュール調整中のため未確定)などを企画予定です。

募集要項

これから写真作品を制作したい方、既に写真作品を制作していてクオリティを高めたい方、写真家を目指している方。

年齢、性別等の制限はありません(18歳未満で高校生以下の方は必ず保護者の同意を得てからご応募下さい)。

審査について

参加にあたって簡単な審査を設けております。

参加希望者の方がご自身で撮影した写真作品10枚以上とそれについての説明文をお送り下さい。

写真の良し悪しや技術で参加の可否を判断するものではありません。
参加希望者の方の作風次第でご参加いただいても適切な指導を提供できない可能性があり、それを未然に防ぐためです。

また、定員12名に対してそれを超える応募があったときの選考材料にするためでもあります。

応募方法

ページ最下部に記載されているメールアドレスに下記の必要事項を記載、添付してお送り下さい。先着順ではありませんが、メールをいただいた順に審査します。

記載すること
・氏名と年齢
・お住まいの地域(都道府県で結構です)
・普段使用しているカメラ
・ワークショップ参加の動機や理由
・返金ポリシーと注意事項に同意していること
添付するもの
・審査用の写真10枚程度
・審査用写真の説明や狙いなど(簡潔なもので構いません)
・ご自身の顔がわかる写真(応募者を偽って悪意ある第三者がワークショップに参加するなどのトラブルを防ぐためです)

注1)審査用写真10枚は目安です。特に上限はありません。
注2)添付するファイル(審査用写真、説明、ご自身の顔写真)の送信方法はメールに直接添付でも、gigaファイル便等のダウンロードリンクをお送りいだくなどでも構いません。
注3)もし不明点や疑問がありましたらそちらも記載してお送り下さい。

応募期限

2024年1月31日まで

注意事項と返金ポリシー

注意事項
参加料のお支払いは審査合格のメールを受信してから一週間以内にお願いいたします。お支払いが期日までに確認できなかった場合、参加を取りやめたと判断いたします。

ワークショップの参加者同士で何らかのトラブルがあった場合、こちらでは責任を持てませんので当事者間で解決して下さい(みんな仲良くして下さい)。

返金ポリシー
参加されてからのご返金は原則致しません。遅刻や欠席、途中でワークショップを辞めたくなった場合でも同様です。
(やむを得ず欠席される場合、予定されていた作品制作への助言などを後日メールかLINEで対応する措置を用意しています)

但し、災害等でワークショップの続行が不可能となった場合や、本人の意思だけでは参加を継続することが困難になった場合はその限りではありません。

返金に当てはまる事例は下記の通りです。

例1:第8回が終了した時点で、参加者本人が事故や事件に巻き込まれたり、災害に被災するなどして本人の意思だけではそれ以降の参加が困難になった。または災害等でワークショップを早期終了することになった場合。
   → 9~14回の5回 × ¥4000 = ¥20,000をご返金します。

例2:何らかの事態でワークショップの開催が一時的に中止されたが、再開の見込みがある場合。
   → 返金せずスケジュールを延長して続行するか、スケジュール通りに続行し開催できなかった回数分の返金をするか参加者と相談し対応します。

個人情報の取り扱い

こちらが入手したワークショップ参加者の個人情報は、ワークショップ運営を円滑に進めるためだけに使用します。第三者への提供や運営以外の目的には一切使用しません。また、審査の結果参加に至らなかった方の情報は速やかに消去し保管しません。


応募先

lighthouse.shashin@gmail.com

審査を経て、参加が決定された方にのみ3日以内にご返信いたします。
ご了承下さい。


長文となってしまいましたが、ワークショップについては以上となります。
皆様のご参加を楽しみにお待ちしております。


木村和平と馬込将充より。


講師プロフィール

木村和平 / Kazuhei Kimura
1993年生まれ
2015年國學院大学経済学部卒業
第19回写真1_WALL審査員奨励賞(姫野希美選)
IMA next #6「Black&White」グランプリ
ファッションや映画、広告の分野で活動しながら、作品制作を続けている。
主な個展に、2022,2023年「石と桃」(Roll)、2020年「あたらしい窓」(BOOK AND SONS)、主な写真集に、『袖幕』『灯台』(共にaptp)、『あたらしい窓』(赤々舎)など。

https://www.instagram.com/kazuheikimura/

馬込将充 / Masamitsu Magome
1993年生まれ
2015年武蔵野美術大学映像学科卒業
在学中は写真家  山崎博氏のゼミに所属
第13回写真1_WALL審査員奨励賞(菊地敦己選)
第14回写真1_WALLファイナリスト
作品制作の他に、雑誌媒体や広告の撮影、書籍の装丁写真などを手掛けている。
主な個展に、2022年「月の裏側へ」(Roll)、2022年「輝く荒野へ」(リコーイメージングスクエア東京)、主な写真集に、『月の裏側へ』(赤々舎)、『Moon Landing』『うつろ』(共に私家版)など。

https://www.m-magome.com


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