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【一陸特】2020年(令和2年)10月 工学Aの問題〔10〕解説

どんもー。今回は第一級陸上特殊無線技士の2020年(令和2年)10月、工学Aの問題〔10〕です。

◆ 掲載の問題及び回答の全ての著作権は「日本無線協会」にあります。 ◆​​
〔10〕受信機の内部で発生した雑音を入力端に換算した等価雑音温度Te[K]は、雑音指数をF(真数)、周囲温度をT0[K]とすると、Te=T0(F-1)[K]で表すことができる。このとき雑音指数を6[dB]、周囲温度を17[℃]とすると、Teの値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただしlog2=0.3とする。
 1 580 [K]
 2 870 [K]
 3 1160 [K]
 4 1450 [K]
 5 2030 [K]


【解説】

文章を読み解くと、Te=T0(F-1)のT0、Fを当てはめるだけで求まりそうです。

T0は、17℃ですが、絶対温度を計算すると、17+273=290[K]となります。

Fは、6[dB]ですが、真数に直すと4倍となります。(デシベル計算別途勉強しましょう)

よって、Te = T0(F-1) = 290x(4-1) = 290x3 = 870[K]


というわけで、正解は2 870 [K]です。

この問題に関連したワードはハッシュタグにまとめています。また、マガジンで資格ごとに、科目ごとにまとめていますので、ご参照ください。

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