最強の付け焼き刃

明治安田生命J2リーグ
藤枝MYFC対清水エスパルス
2-0で藤枝勝利。
勝ち点3。
チームとしての積み上げ。
価値の向上。
この日得ることが出来る全てを掴んだ試合でした。
最高ーーーーーーーー!!!!!!!!!!!



この日はチケット完売+夜勤明けということでテレビ観戦を選択。
土曜日13時という時間帯も味方してくれましたが、やはり地上波放送はありがたい。
応援の声を拾うマイクの設定が一部アンバランスで1人のエスパルスサポーターさんの声だけを不自然に拾ってしまうアクシデントはありましたが、それ以外は楽しく観戦出来ました。
静岡第一テレビさん、ありがとうございました!



試合内容は立ち上がりから両チーム激しく球際を攻める展開。
そんな中でも安易にボールを奪わせず、前々節から効果的に機能しているミドルブロックを敷いてエスパルスさんの攻撃を無効化します。

攻撃面では試合開始直後4分横山選手の豪快なミドルシュートを見せるもGK権田選手のファインセーブに阻まれた他、矢村選手、アンデルソン選手の積極的な仕掛けなどで圧力をかけていき、前半戦は0-0で折り返し。

そして、後半9分に矢村選手がホナウド選手をかわしてフリーになったところを強烈なミドルシュート!
清水エスパルスゴールに突き刺して先制すると後半20分では相手のパスミスを見逃さなかった横山選手がダイレクトで合わせてループシュート!
まるで現セレッソ大阪の渡邉選手が乗り移ったかのようなワンタッチで追加点を奪います。
この2点を全員で守り切り、藤枝MYFC4ヶ月ぶりのホーム白星。
長かったトンネルを抜け出すことが出来ました。


清水エスパルス秋葉監督が「付け焼き刃」と評した藤枝MYFCのミドルブロックは、この4ヶ月の間に監督、選手、チームスタッフが戦力を分析し再構築。そしてフィールドの中で勇気を持って表現し、藤枝MYFCの新たな武器となりました。
DF陣が身体を張って固めたブロックから相手ボールを奪い取り、ダブルボランチからトップ下へと決定機をクリエイトする藤枝スタイルはこの先の戦いにおいても頼りになる「最強の付け焼き刃」として多くのチームを苦しめることになるでしょう。
静岡三国決戦でJ2優勝を目指す清水エスパルスさんに勝利出来たのは藤枝MYFCに関わる全ての人が全力で同じ目標へと直向きに取り組んだ結果。
その結果を最高のシチュエーションで表現出来たことでさらに多くのファンサポーターを獲得したのは間違いありません。


プロスポーツは結果がすべて。
「負けは何も生み出さない」と言われることもあります。
ですが、今回の藤枝MYFCの勝利は「敗北」が無ければ決して生み出すことの出来なかった特別な価値を持っています。
2023年J2リーグにおいて、特別な価値を持つ勝利をこれからいくつ積み重ねることが出来るのか!
さらに加速していく藤枝MYFCの勢いに振り落とされるな!
俺たちも共に突き進むぞ!



今夜だけは浮かれさせてください。
ホタテを食べるマン
するがバーグ!食べるとサポーターの遠征費に還元される。
レアのときはわさび醤油、火が通ったらハンバーグとして食べるのが楽しい。



勝って飲む酒!また皆で飲(や)ろうな!

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