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【君必】 英検一級単語攻略~日常編~

本格的に英検一級合格に向けた学習に入ろう。

その前に・・・
これまでの3回のメッセージで君の脳は既に re-educate され、
「合格」することが norm となっている。
いつもの spell はしばらくの間、「君必」に abbreviate して届ける。

#1 Don't set limitations.

 1. 一般的には・・

「一般的に、英検一級合格に必要な英単語数は10,000~15,000と言われる。
 これに対し、TOEIC815点レベルの語彙数は7,000~7,500あたりだろう。
 つまり、合格には単純に今の1.5~2倍の単語を新たに覚えねばならない。」

こんなメッセージには注意しよう。
私が送ったものではない。

この「~ねばならない」という言葉は強力で、君の unconscious bias に大きな力を与え、心を勝手に重くしてしまう。また「一般的には~」は、
あくまで誰かが考えた criterion であり、君の目指すところではない。

さて、大人の native speaker が知っている語彙数は30,000語、実際使っている数は5,000語ぐらいと言われている。これまた一般論なので、信憑性はあやしいものだが、これに対し「native はすごいですね~」などという反応を、おそらく君はしないはずだ。

なぜなら、大人の日本人は40,000語程度の日本語を理解していることを知っているからだ。何を言いたいかというと、first language ベースで考えれば、日本人の語彙力が劣っているわけではないということだ。

つまるところ、「自身が保有する日本語をすべて translate する」ことを考えれば、英検一級の語彙15,000語でも、まだうまく externalize できない状態であることが判る。

そして、遠い先のゴールを目指していれば、「英検一級に必要な語彙力のラインは既に超えていた」という日がいつの間にか来ている。
そのサインは、君が覚えた単語を実際に使ってみたいと思った時だ。

2. 単語学習の軌跡


英検一級の単語学習で、君は以下の道を通った。
単語力測定で推定17,000語あたりが出たころ受験したと思う。

(1)でる順パス単(旺文社)

英検受験者は必ず買う単語テキストだ。
A~Cの重要度別に edit されているが、すべて覚えるのが基本。
ニュースや英字新聞には日常的に使われている。

単語も重要だが、例文を口に出して読むことをお勧めする。
例えば以下の例文は、must  の持つ強制的な意味合いがよく出ている。

【 muster 】招集する
The General mustered all the forces for an early-morning attack.

でる順パス単(旺文社)引用

そして、全部覚えたと思った段階で、巻末の「さくいん」を利用して、
A→Z順で再度チェックしてみるとよい。
・・・実は覚えてなかったりする。

(2)英語漬け.com (えいぷら)

無料アプリながら、収録単語はかなり多い。
また、でる順パス単と単語があまり被っていない上、難易度も高く、
パーフェクトを継続するのは結構難しい。

(3)最後は辞書

UNICORN English-Japanese dictionary

英検一級受験ですべての単語テキストを辞書に集約した。

そして、TOEICで覚えた単語を黄色、英検一級で覚えた単語を赤、
ラジオや英字新聞などで出てきた単語は青で色分けした。

結果、以下のことが判った。
・ TOEICでの単語と、英検一級での単語は全く違うということ
・ その2つを合わせても、 native の使う単語に追い付いていないということ


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