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君は必ず英検一級に合格する

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慎重な君のことだ、「英検一級合格」という Inspiration を受け取っても(それを君は Intuition と捉えるかもしれないが)、最初の一歩をまだ踏み出せていないだろう。

理由は分かっている。
2つの事が明確になっていないので納得していない。
 1.TOEICから英検一級へ向う理由に飛躍がある
 2.   5年後の君、つまり私の目的とゴールが明らかではない

1. 英検一級にチャレンジすべき理由

 この理由は端的に「いいテストだから」と言うに尽きる。

  • コスパがいい
    英検は、英語4技能( Listening, Reading, Speaking, Writing) を一回のテストで計ることができる

  • ごまかしが効かない
    とくに一級は、4技能の基礎となる単語と文法を、根底から学び直す必要性がある。

 (1)単語について

   2019年の今頃は、2020年アメリカ大統領選前で盛り上がっている時期 
   だろう。毎日聴いているBBCから今後頻繁に耳にする単語、
   "impeach" , "summon" , "subpoena" ・・・
   
   どれも英検一級を勉強すれば、意味を理解できる。
   Listening での落とし穴、つまり「単純に単語を知らない」のか
   「音の聞き漏れ」なのかが判断しやすくなる。

   " peach " , "salmon" , " serve peanuts" と単語を認識し、
   「料理」の話と類推してしまうヘマはしない。

(2)文法について
  
   まっさらな紙に、英語で君の意見を書くというシンプルな問題。
   しかし、君は全くできず、始め40分ほど freeze する。
   そもそも考えたことのない題目なので、日本語でも書けない。

   そして、やっとの思いで考えついた意見、英語でどう表現する?
   何げなく読んでいた英語コラムが、考えられた構成と表現で書かれ、
   無駄なく、ストレスのない文章となっていることに初めて気づく。
   文法学習をやり直し、appropriate expression という概念を知る。

2.目的とゴール

  (1)目的について
  
  君はこれから、英検一級攻略の糸口を掴むため、かなりの時間を使って 
  ネットサーフィンをする。しかし、情報量はそれほど多くない。
  当然だ。

  ・英語をビジネスとして考えるなら、ボリュームゾーンの2級・準一級を
   ターゲットにするのが戦略として正しい。
  ・英検一級の受験者向けに教えるには、正確性・信頼性に気を遣う上、
   クオリティーを高めるための時間がかかる。

  その点、私は2級も準一級も受けていないので教えられないし、5年前の 
  自分に向けているので気は楽だ。
  君も知っているように、私は英語猛者ではなく、よく間違える人だ。
  逆に考えると、完璧な回答は、そこに至るプロセスが判らないので、
  君にはまだ早い。

  そして、君に伝える過程で、極力間違えないよう私は英語を復習する。  
  結果として Senile dementia を防止できる。

 (2)ゴールについて

        とりあえずは、君の合格が私のゴールとなる。
  ただ、それだけではない。
  君は、英検一級の学習を通じて "seeker" への道を歩み始める。

  それは、
  " The world's overpopulation is a serious problem."
       " Nuclear weapons prevent from a full-scale war." 
       などという、教科書的な答えから脱却するということ。

  そして、
  " What's really going on in the world."
       を追求すること。

  今はわからなくてもいい。
  次へ進もう。


   

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