【体について セラピストの視点から】 「筋肉が緩むとは?」
【体について セラピストの視点から】 「筋肉が緩むとは?」
ゆるむとは筋原繊維が膨らむことをいいます
つまり⇨筋原繊維が体液(細胞間液)を吸うこと
リンパ液は 心臓内圧(押し出す力)と静脈圧(筋肉の動きで戻そうとする力)の差により吸収される仕組みになっているのですが
80~90%は 静脈に吸収され
10~20%がリンパ管に入るとされています
なので、どれだけリンパ液を流すぞ~~と頑張って筋肉(*筋原線維)に圧をかけてリンパ管で吸収される量を増やそうとしても無理があります
しかも、筋肉は強い圧力がかかればかかるほどに押しつぶされ引き締まり 筋肉のなかを走っている血管とリンパ管も押しつぶされてしまいます
こうなると、水が出ているホースを指で圧をかけつぶしているところを想像してもらうとわかるように強すぎると水が流れず止まってしまいます
これに似た現象が実は起きてしまいます
なので、筋肉を緩めようと思う時は強からず弱からずの圧で細胞の周りにある老廃物を含んだリンパ液をスポンジのように
筋原線維に含ませ、静脈とリンパ管に効率よく戻してあげることが大事になります
*(筋原線維)とは、筋肉の微細構造の構成単位で、筋肉内をその長さの方向に走っている多数の微小繊維のこと。直径は1ナノメートル程度。
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