XX in Wonderlandから読み取る『アリス』文脈の私見と妄想

 夜会からあっという間に日が過ぎました。
 配信夜会・月光饗宴で披露された既存曲やカバー曲、そしてあのMCから新曲『XX in Wonderland』に至るまで、語り始めれば止まらない幻想の一時を心ゆくまで堪能できた、充実した夜会でした。個人的に注目した要素として、現在カバコレ未収録のカバー曲で『ROSIER』は月光饗宴までに既に演目中にFELIXのコーラス音源が入っていましたが、『ヴァンパイア』『浸食 〜lose control〜』『Stand proud』においても今回彼のコーラス音源が流れていたこと。カバコレ2の収録が内定したと見ていいのでしょうか。カバコレ2の発売、そしてセラヴィ振替公演の円盤化が待たれるばかりです。夜会への細かな感想、所存、夜会へ至るまでの私の胸中のしたためはまた別のnoteにてまとめる所存故、そちらはまた後日。

 さて。今回は本公演にて初披露された『XX in Wonderland』(以下XiW)について。アーカイブが終了するまでにどうしてもまとめておきたかった私なりの考察、所感、感想を綴ります。日も浅くアーカイブの期限まで時間がないこと、私なりの考えを整理したい備忘録であること、あくまで私の妄想の範疇であることを今一度念頭に置いた上でお付き合い下さい。

1.楽曲概要

 楽曲を提供されたのは『Spooky Halloween Night』(以下SHN)の作詞曲でもお世話になったUYKADOさん。SHN情報開示の際も気になって調べたのですが、実はかなり謎に包まれている
お方。過去の経歴を調べてみても楽曲制作の経験はSHNが初めてのようなんですね。フロゴナへの提供経験としてではなくこの方の実績として。それにも関わらずこれほどまで素晴らしい楽曲を二曲も提供されています。SHNも楽曲としての完成度はさることながら、いにしえのバンギャたちの血を唸らせたXiWの楽曲構成と歌詞に散りばめられたファントム要素の数々。あまりにも〝The V系曲〟全開の楽曲構成に非バンギャの私は王が新曲と仰るまで私が知らないV盤曲のカバーじゃないか疑っていたほど。私は今まで推しフィルター抜きにしたらファントム曲で歌詞の構成として一番好きなのはアンミゼだったのですが、今回のXiWでひっくり返されました。V系楽曲としての構成をここまで盛り込んでいることや他4バンドへは特に楽曲の提供がないことからV畑出身の方なのかなと思いつつ、これから後述するファントムとしての要素をふんだんに揃えている辺り株ゴナ関係者の縁で来てくださった方なのかも。どちらにせよここまで素晴らしい楽曲を新曲として提供してくださったことに感謝しかありません。
 全体的にこの曲を聴いていてアルバム表題曲のようだと感じた方も多いのではないでしょうか。道と未知を掛けた『histoire』を意識した歌詞、『Into the Fleme』を意識したような『ヴォイ!』の掛け合い。会場での初見時でもそれを強く感じました。
 しかしそういった一見して分かる要素だけではなく、配信を見て歌詞を照らし合わせて咀嚼すればするほど、この歌詞に散りばめられたファントム要素に気付かされるのです。

2.童謡『アリス』をモチーフとした世界観楽曲

 曲名、歌詞から分かるように、本楽曲は童話『不思議の国のアリス』、『鏡の国のアリス』を強く意識した楽曲となっています。
「鏡の向こう」の「物語の世界」へ迷い込んだ聴き手に「共に巡ろう」と誘うフレーズだけで、『アリス』を引用した『幻想の世界(夜会)へ誘われる眷属』の楽曲であることは明白。
 英語読解能力が皆無のためデスボ部分の耳コピはほぼ壊滅的ですが、日本語部分は8割近くが『アリス』を意識した歌詞やそこからファントムを彷彿とさせる直接的な語句で占められています。サビで頻出する『fall into dream』も『鏡の国のアリス』意識の描写はさることながら、どこかInto the Flameの燈を意識させるようなフレーズ。作中作詞キャラが推しであるフェリだと思うとこれほど滾ることはありません。
 これらがどういった意味なのかも含め、次項から各フレーズごとにその詳細をまとめます。

3.各フレーズの元ネタと解釈、私見

 夜会から数日後、角川文庫発行・河合祥一郎氏翻訳『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』を購入、拝読し、今一度私の中の『アリス』をまとめた上で当noteをしたためました。日本語訳は翻訳者の言葉選び・文脈構成によって面白さが変わるのも魅力の一つ故、もし他におすすめがあるようでしたらぜひTwitter等で教えてください。現状これが一番普遍的かつ翻訳家の創作色が少なく、最も知名度が高い『アリス』日本語訳文庫であると判断し当書を選出させていただきました。
不思議の国のアリス (角川文庫)
鏡の国のアリス (角川文庫)
不思議の国のアリス+鏡の国のアリス 2冊合本版 (角川文庫)

【幻想の入口はパンドラの箱】

鏡の向こう 眠りの箱には一度触れたらそこへ戻れない
 この楽曲が『アリス』引用であると一言で表す『鏡の向こう』。
 そこに付け加えた『眠りの箱には一度触れたらそこへ戻れない』。これはギリシャ神話のパンドラの箱でしょう。触れてはならない禁忌に触れ、不吉な災いを起こす物事の例え文句として広く扱われています。
 ここで面白いのが『眠りの箱』という言い回しですね。夢の世界へ誘う=眠ることを、一夜の夢を魅惑の幻想と繋げるセンス。一度触れたら眷属もう人間には戻れませんものね。
 『アリス』引用のギミックとして最初に眷属が誘われるのが『不思議の国』の穴ではなく『鏡の国』の鏡なのも、ファントムが日常と世界観、二つの姿を纏い咲き誇る二面性を組み込んだものだからでしょう。

【棺の中のセラヴィを彷彿とさせる名無しの森】

黒い森を抜けたらようこそ御伽の国へ
 御伽の国はそのまま鏡のファントムの領土。『黒い森』は直訳でドイツ南西部の山地のシュバルツバルトという地域が実際にそう呼ばれていますが、この歌詞においては『鏡の国』の名無しの森を指しているかと思われます。
『名無しの森』は『鏡の国』の序盤に登場する森で、入ると人や物の名前を忘れてしまうところ。先の『眠りの箱に触れたらもうそこへ戻れない』というフレーズの恐ろしさをここで再度突き付けてくるような構成。英語読解能力が壊滅的すぎる故デスボのところで何を表しているのか読み解けないのが非常に悔しい。
 眠りの箱に触れた〝君〟は自分が何者かも忘れて森を彷徨う。この文脈、何かを彷彿としませんか?
 そう、『棺の中のセラヴィ』。
 深い森の中を思わせる館に誘われた客人は家人と共に一夜を明かす。空と気が晴れるまでお茶会をする様を『名前も生まれもなんだっていいの』と謳うFELIX。
 自らの名前も、人間であることも忘れて『黒い森』を彷徨い歩き、やがて森を抜けた先で、〝君〟は手を取られて『お釈迦の国』への一歩を踏み出す。この瞬間〝君〟は〝眷属〟への変貌を遂げ、一度触れたらそこへは戻れない『物語の世界』のアリスとなるのです。眷属はもう人間へは戻れないのですから。
 この1番までのフレーズでここまで話を膨らませられる構成が本当に素晴らしいです。ただ『アリス』を引用するだけではなく、『アリス』を主題に置きつつ物語は一貫してファントムの物語を綴っているんですよね。『黒い森』のワンフレーズだけで『名前も生まれもなんだっていい』とする棺の中のセラヴィを想起させる詩的センス。
 余談ですが実際の『黒い森』の都市部では楽器、オルゴール、鳩時計の手工業が盛んにおこなわれているそう。鳩含めてドキッとしました。

【物語への没入を促す狂喜のメロディ】

望むままに君を連れ去るよ
 ファントムで『連れ去る』という構文で真っ先に彷彿とさせるのはやはり狂喜のメロディではないでしょうか。ダブエスではチンピラに攫われた洲崎を取り戻さんと奮闘する彼らの話を「深い霧が貴方ごとさらっていく」「囚われの貴方まで続く光の方へ」というフレーズに落とし込んだ楽曲となっています。
『アリス』には「霧」に該当する項目そのものはないものの、先述の『黒い森』という語を念頭に置いたとき、その背景描写として思い浮かべる要素の一つに霧もまたあるのではないでしょうか。少しこじつけがましくはありますが。
「眠りの箱」に触れ森に迷い込んだ〝君〟を物語の世界へ連れ去る……眷属を魅了するHARUの『誘惑のValentin』にもかかったシチュエーションのようです。

【禁断の果実=ザクロ?】

獣が棲みつく奇妙な楽園 選ぶ果実をもし間違えたら
 1番が『鏡の国のアリス』をテーマにしていると仮定したとき、2番は『不思議の国のアリス』を軸に展開していると思われます。
 獣が棲みつく奇妙な楽園は言葉の通り数多の動物たちが住まう夢の中、それに該当する幻想の世界。
 しかし私がいの一番に気になったのは『選ぶ果実をもし間違えたら』のフレーズでした。
 これはまず旧約聖書でアダムとイヴが食した禁断の果実でしょう。蛇に唆され神に食すことを禁じられた果実を食した両者は無垢を失い、楽園から追放された。
 この『禁断の果実』は(ラテン語の誤訳から)林檎として扱われることが多く、次にイチジクとする考えもあります。他にもいろんな解釈があるものの依然として主流は林檎。
 その中で、この『禁断の果実』が「ザクロ」であるとする主張を見つけました。
【旧約聖書】禁断の果実、リンゴじゃないかも?【研究結果】
 実際にそれがザクロであるか否か、その真偽はさして重要なものではありません。肝心なのはこの『果実』を、曲中において『選ぶ果実をもし間違えたら』と表現しているところにあります。『選ぶ果実』ということはそれを選ぶ誰かがいて、果実も複数個あるということ。またその『誰か』は禁断の果実が何であるかを知らないということも示唆しているのです。
 これに対して私の『果実=ザクロ説』とは「ザクロがそれに該当する」という断定ではなく、「ザクロもまたその(選ぶ果実の)ひとつかもしれない」という想定にあります。彼らの前に蔓延る果実……罪のメタファーとなる誘惑や欲望があり、洲崎遵にとっての選ぶ果実」はそのザクロなのではないでしょうか。
 洲崎は作中においてもメンバー内で最も精神年齢が若く描かれがちで、自分にとって都合の良い選択を選びがち。ファントム5章5話で黒川に先に謝られても自分自身は明確に謝罪の言葉を口にしていなかった点からして、彼のその課題点はまだ今後の物語に左右するトリガーとなっているとも考えています。
 そして禁断の果実は手にできないもの、手に入れられないと知ることでより焦がれ、欲しいと願う気持ちが増すものの暗喩として用いられる表現でもあります。ここで思い出してほしいのがダブエスEx4章。挑発気味のかなちゃんに一般論を突き付けられ言い返せず、シェアハウスでフェリにフェスで負けてもバンドを解散しないか縋りつく洲崎の一幕。このときのフェリは洲崎の否定してほしい気持ちを分かっていながら、先の分からない未来を安易に肯定してはならない現実主義から「今は何も言えない」と言う外ありませんでした。しかし洲崎自身はこれを受け自身が甘えた立場にいることを自覚しながらも『バンドを辞めたりしない、Fantôme Irisにいたいんだ』と決意を新たにします。
 その洲崎に感銘を受けていたからこそ私がファ5-5とSHNの洲崎の描写に多少なりとも落胆したのも事実ですが、あくまでメインストExがストーリーの優先順位として上だと捉えることにして。その洲崎が自らの意思で『新しい世界はいつだって扉開けて待ってる』と促すザクロを手にしたとき。それは果たして『間違えた果実』なのか否か。
 また『不思議の国』ではアリスは様々な食物を口にして何度も身体を縮ませたり大きくしたりを繰り返しています。しかしファントムはフェス、そして今後のバンドとしての挑戦の機会は一度きり。その〝一度きりの挑戦〟を『選ぶ果実をもし間違えたら』というフレーズに置き換えたとき、『間違えたら』の先が如何なるものであるか……。
 まあ、これを思い至った起点としてはシンプルに獣=ZACK(月光の姿)を彷彿とさせる言葉選びだったことなので、獣=ZACKを匂わせる何かも含んでいるのではないかと思われます。

【時計ウサギ=LIGHT】

廻る時計の針と鐘が導く方へ
 この項目は少しLIGHT、FELIXとLIGHTの関係性が好きな一オタクとしての拡大解釈が多分に含まれる私見ではありますがご了承ください。
 『不思議の国』においてアリスが夢の中へ飛び込むきっかけとなったのは時計ウサギなのは語るまでもありません。時計ウサギがここで手にしていたのは懐中時計です。そして作中で唯一、これに該当するメンバーがいます。LIGHTです。
 LIGHTは恒常衣装・フォーマルファントムからずっと懐中時計を身に着けており、サインにもそれを描くほど。少なくとも私の中で時計と言われたらいの一番にLIGHTを彷彿とさせるほど、時計とLIGHTは密接な関係にあると考えています。
【from ARGONAVIS Birthday Collection 2022】
アクリルボード 黒川 燈掲載ページ

 時計ウサギはアリス=眷属を『鏡の国』へ導く案内人であり、『鏡の国』という物語を読者へ伝える導入の重要な一手を担っています。これはLIGHT、及び黒川燈に対しても同様であり、月光饗宴のナレーション、ダブエスのファントムバンドストのストーリー構成等、ファントムの物語の語り部として真っ先に連想するのがFELIX/フェリクスではなくLIGHT/黒川燈だと考えるファンも多いはず。
 時計ウサギをLIGHTとした場合、彼が仕えるハートの女王をFELIXとすることに対しては特に否を唱えることもありません。FELIX(≠フェリクス)はハートの女王と違い博愛的で人間と吸血鬼の共存を目指す存在であるものの、方向性が異なるだけで横暴な振る舞いと突き抜けた行動力で一波乱を巻き起こす様はハートの女王と大差ない。というより、それこそがこのXiWという楽曲に『アリス』をモチーフに落とし込んだギミックの根幹のようにも思えます。名前も生まれも、種族も生い立ちも何もかも違う様々な生物が住まう物語の世界で、王とその仲間たちは彼らが共存する国の建国を目指すファントムの作中テーマが間接的にここに詰まっているように思うのです。
 アーカイブ終了期間まで時間がないことから他メンバーの配役考察等は後ほど機会があれば。

 ここからは歌詞として気になった箇所、あるいは先の項目についての補足を幾つかピックアップさせて頂きます。

【histoireとアンミゼから垣間見える黒い森とファントム】

道を越えて、たとえどんなみちが待っていても
 2番Bメロ、2番サビのこの箇所。序盤にも何回か触れた通りhistoireの『/未知』を彷彿とさせる言葉遊び。2番サビの「みち」はまだどちらとも断定はできませんが道とも未知とも取れるニュアンスとなっています。
 またこの『道』に関しても、histoire以外の既存曲で少し思い当たる曲がありました。『un:Mizeria』の『迷わないで君の往く道は麗しい』ですね。個人的にアンミゼの歌詞作りに対してものすごく高い評価を抱いているのですが、特にここと『憂いに満ちた報われぬ君の偶像祈りにも似た鈍色の胎動』のところが本当に大好きで。
 少し脱線しますが先の『』に関して。西洋の人々は古代から森を精霊や神々や悪霊の住まう異界として捉え畏れてきたとされます。文明と宗教文化が進んだ中世においては開墾が進み自然を淘汰することが善とされる時代が続いたものの、近代は自然を保護し人類と共存すべきとする意識が戻り現代に至ります。ドイツのグリム童話においても『森』はこの古代からの自然信仰が深く根付いた物語を取り上げた話が多いのではないでしょうか。
 XiWの歌詞の中では『鏡の国』と違い明確に『黒い森』という単語を出しています。しかし前述の通りこれはドイツのシュヴァルツヴァルトそのものを指しているのではありません。森という袋小路の迷宮の不気味さ、おどろおどろしさ、摩訶不思議の非日常を、自他的アイデンティティの名を忘れる名無しの森とそれを牽引するファントムに結び付けることで、物語に迷い込んだ眷属、そしてこれからの音楽人生を生きるファントムの未来双方を指していると考えられます。
 先述の黒い森の項目でこの話をしなかったのも、棺の中のセラヴィ、Into the Flame、狂喜のメロディ、ザクロ、histoire等、これまでの数々の既存曲を彷彿とさせるフレーズが組み込まれていることを前説としてしておきたかったためです。
 当然すべての楽曲が要素として含まれているとは考えにくいですし、あくまで『私の主観で既存曲を彷彿とさせる要素』という断片的なパーツのひとつでしかなく、作詞者様にその意図があると主張するつもりは毛頭ありません。ですがファントムをこよなく愛する眷属として、こういった見地から楽曲を楽しむこともまた一興ではないでしょうか。

物語の扉を 次の鍵を共に開こう
 こちらは言わずもがな『不思議の国』の鍵で次の扉を目指す部分。『不思議の国』と違う要素としては道中のアイテムを借用しながらも孤軍奮闘するアリスと違い「共に開こう」と『物語』の住人側から眷属に歩み寄るフレーズ。『不思議の国』の筋書きをそのまま彼らに宛がうとしたら時計ウサギと思わしきLIGHTは眷属と一緒に世界を回っているのでしょうか。「迷い込んだら共に巡ろう」ともありますし。

4.あとがき

 少し長くなってしまいましたいかがでしたでしょうか。あくまで私のオタク的感性の妄想でしたためた個人の見解ですのであしからず。これを機に『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の語訳小説を読みましたが、内容以上に原文の秀逸な言葉遊びを各語訳でどう落とし込むか探っている様が読んでいて面白かったです。私自身こういった童話や神話モチーフの楽曲が非常に大好きなのですが、ここまで『アリス』要素を散りばめつつも楽曲としては終始ファントムの物語と未来を真摯に綴っている『XX in Wonderland』という楽曲には日が経てば経つほど驚かされるばかりです。正直楽曲としてJanusがあまりにも好きすぎてもうJanusを越える曲は出てこないのではないかと思っていた私を曲で黙らせてくれました。お前がナンバーワンとかじゃなくファントムの全部が最高だって思い出させてくれた。眷属胸に刻んだ。

 さて、眷属たちがこうしてアーカイブにかじりつき咽び泣いてる合間にもラン様は次なるアルバムの新曲に向けてまた一歩踏み出したようです。
https://twitter.com/Art_C_Lounsbery/status/1527245362746265601?s=20&t=EI0ORzQZ7_OWRjtu0mUjmA


Fantôme Iris 1st Album
miroir 2022年夏頃発売決定!https://twitter.com/ARGONAVIS_info/status/1525795489010302976?s=20&t=-l7R1199qmq2Dj8Obyj0pQ

 アルバムタイトルは『miroir』。フランス語でを表す語句です。XX in Wonderlandが一曲目に収録されるのかはさておき、『鏡の国』をここまで根強く意識したこの曲ならば納得の一言ですが、まだ他三曲がどういった方向性で来るのかも未知数。Janusが双面神という意味合いなことやシンプルに看板曲であることからJanusや銀百合が一曲目である可能性もありそうです。以前ラン様が逹瑯と団長に楽曲提供を依頼してた件も実現したならそろそろ動きがありそうですが、どうなることか今から楽しみですね。ラン様のツイートから察するにメタルは確実にありそうですし。個人的な願望としてはFELIXとLIGHTイメージのコンビ曲も欲しいです。
 XX in Wonderlandに対するオタクの断末魔をなんとかアーカイブ配信期間までにまとめようと奮闘しておりましたが、なんとか間に合ってほっとしました。夜会についても語りたいことだらけですし、DiCのボイドラを念頭に置いた今後のファントムのストーリーに対しても今から楽しみなことだらけ。アルバムもカバコレ2も待ちきれません。

 本当、改めて、ファントムっていいな

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