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バリウム(胃部X線)検査って?まとめvol.1

こんにちは。ビーバーです。

皆さんは胃部X線検査をご存知ですか???
今回のテーマは「胃部X線検査(バリウム)」についてです!
簡単に説明していきますね~

実は・・・日本における死因の第1位ががんなのです\(゚Д゚;)/

2018年度、国立がん研究センター発表の罹患順位です。

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罹患数と死亡数

元データ:地域がん登録罹患データ、全国がん登録罹患データ、人口動態統計死亡データ

罹患順位やグラフから見てわかるように、年々罹患する人が増えていて私たちにとってとても身近な病気だとわかりますよね。

がん統計’19
https://ganjoho.jp/public/qa_links/report/statistics/pdf/cancer_statistics_2019.pdf


どうやって胃がんを見つけるの?

胃がんを調べる方法は、胃部X線検査(バリウム)と内視鏡検査の2種類です。人間ドックや健康診断は検査方法を選ぶことが出来るようになっており、どちらを選んだらいいのかを迷う方もいるのでは・・・

迷ったときは胃部X線検査(バリウム)を!

そもそも胃部X線検査(バリウム)って?

受診者に発泡剤(炭酸粉)とバリウム(白い液体)を飲んでもらいます。
胃を膨らませ、胃の粘膜にバリウムを塗り付けるために技師の指示によって受診者に動いてもらい撮影を行っていく検査です。

胃酸で胃の粘膜からバリウムが剝がれていくのといろんな角度で撮影するためにその都度受診者に動いてもらってます。

検査は15~20分と短い!

胃部X線検査(バリウム)でなにがわかるの?

胃部X線検査(バリウム)では、食道・胃・十二指腸の潰瘍、ポリープ、癌などの粘膜病変のほか、形の異常などが分かります。
検査で異常が見つかった場合は、内視鏡検査やCT検査、MRI検査などの画像検査を追加で受けて精密検査を行っていきます。

なぜ迷った時は胃部X線検査(バリウム)なの?

それは手軽に検査ができて(健診バスで対応可)、費用が安く、検査時間が短いからです。また受診者苦痛が少なく、検査を行う人手(主に診療放射線技師)も多いためより多くの受診者を検査できます。
私自身の病院でも、胃部X線検査(バリウム)の方が内視鏡よりも倍の件数でした。

内視鏡では鼻・口から内視鏡を入れて直接食道、胃、十二指腸と医師が目で観察する検査ですので、粘膜の微細な変化を発見しやすい!が・・・

検査費用はやや高く、前処置も含むと検査時間が20分~ほどかかります。受診者苦痛も大きく、医師しか検査が出来ない為検査の件数は少ないのです。

私自身も内視鏡を経験しましたが苦しすぎて涙涙でした・・・

まとめ

胃がんは私たちにとってとても身近な病気だとわかりましたか?
がんは発見が遅れてしまうと生存率が下がってしまいます!

大切な人が悲しむ前に勇気を出して健診を受けてみよう!!!

次回は胃部X線検査(バリウム)の検査の流れについて説明しますね。
では、また!




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