見出し画像

価格交渉の時の小技

仕事でよく、価格交渉を受けるケースはあります。
ただ、毎回同じで「こうなるんだろうなあ」と、分かって価格交渉で下げきれないケースも多くあります。

良くある弊社ならお断りしてる内容から書いてます。

これは、工事関連の会社相手で使えるかなと思います。

1 今回勉強して。うちと繋がったら紹介するところいっぱいあるから。
→安請負紹介ばかりなのかな?と思ってしまうのと、大抵その先紹介来ないので受けないです。

逆に、それをするなら先に決まるかはともかく紹介しておいて相手を稼がせてから価格交渉します。

2 最初無料にして。儲かったら〇〇%払うから。
→最初無料?従業員がいても給与払うのにそれ以下で受ける意味が分からず、こちらは動くので勿論無理です。
後、儲かるかどうかは作ったものでは無く、企業努力依存なのでお断りしてます。

人が動けばお金が動く。
それを意識せずに行う価格交渉は後々高くついているケースも多いです。

3 後払いで
新規で与信もなく、こちらが先払い提案なのに後払いを頼まれると基本怪しいのでお断りしてます。
与信チェックはかけます。
これは、公共でも病院でも、歴史があっても同じです。

4 〇〇円で行ける?
これは結構ありがたいです。
無理な金額の時は無理と言えて、
理由も伝えられるので。

5 〇〇までやるから、△△頼める?
→明確に指示があれば不要な作業分減らせるので金額を下げやすいです。
ただ、これが出来るのは同業の技術の人くらいだったりします。

6 夕方スタート 複数日作業 短時間作業 
これは全部高くなります。
職人さんは朝早くから入れて、ちゃちゃっと仕事終わって帰る と、させてあげたほうが喜びます。
変な時間から始まるとその前の予定が潰れて実質丸一日潰れるし、
複数日=その分費用はかかります。
勿論規模が大きい時は仕方ないですが、
二人x2日 よりの 4人x1日
しかも、二人の場合6時間x2 
4人なら8時間と、なることも多いです。

労働基準法もあるので19時以降は高くなりやすいです。
朝9時出社の人を使うので、残業になるため

7 ついでに〇〇も
これは事前に連絡ならまだok
当日なら追加作業で請求になります。
仲間内でたまにそこはサービスしますが、
段取りがあるので基本は事前に。
後、写真とか詳細も。なければついでではなく、
正式に依頼をしないとトラブルになります。

8 1社にすべて任せない
これは、弊社に依頼の時は別ですが、通常一社に任せると
そこの会社が別の会社に更に依頼をし、そこに+3割とか乗っかってたりします。
なので、電気 LAN 電話 内装 は知り合いがいれば別々の場合と、1社まとめた時の金額を見るとよいです。
別々にする時は自分が親方のように指示をするので大変ですが、
慣れてる方なら、その方が安くなります。


以上の内容は、
「社長」や、「一人親方」に対してはその方が、良いケースがありますが、
逆に、「営業マン」相手の場合は上記の交渉をしたほうが良かったりします。

いろんなパターンをざっくばらんに相談し、相見積を取るのも良いと思います。

弊社も相見積があっても問題は無く、
最後決めるのはお客様なので。

勿論、設定のスキルなどは分からないので相見積にして安くなっても、悲しい結果になる企業も多く見ています。