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アパレル、風俗、バックステージ。秘書、ねこの過去ー⑤本入店へ

なんか今日、あっつくない?
どうも、秘書、ねこと申します。

ずっと放置していた過去編を書くぞ~。
体験入店で会ったBさんとのお話です。

どういう関係性の人かはでお話ししているのですっ飛ばします。

ヒゲが事態を収拾しにかかります。さすがは店長!お兄さんがねこのこともBさんの事も今か今かと股間を膨らまして待ってますからね。
コールが入った時点でもうタイマーは動いているので、ここで話し込まれたらまずいと思ったのでしょう。

「とりあえず二人とも部屋入って」

と、フリー初来店のお兄さんのお部屋に突き飛ばされるようにして入室させられました。雑すぎる収拾。

今から考えるとこれまたヒドい話だと思います、笑い話にしていますが、何せねこは人生初のそういうオシゴト、初めてつくお兄さん、なのに脳内「???????」の状態で接客しないといけなかったわけです。

そのお兄さんは優しい眼鏡のおっちゃんで、そしてかなり緊張されていました。不慣れなねこに怒ったりせず優しく受け入れてくれましたが、不発だったのを覚えています。
そりゃそうでしょ!心ここにあらずの素人がアワアワサワサワシコシコしてるだけだからな!
いってもらえず時間が来てしまい、シャワーを浴びている間とにかく謝りました。お兄さんはただ残念そうでした。ごめんね。

接客したあとは採用担当の優しいお姉さんがいきさつ(Bさんの事と不発だったこと)を知ったのでしょう、とっても優しく迎えてくれました。
このあと…と気遣われ、私は「今日はもう帰りたいです」と伝え、一本分のお給料を受け取って帰りました。
ヒゲは気にしてないよ~みたいな顔して「次回出勤どうするか決めたら連絡ください」と言って去っていきました。

帰りの電車内では、採用担当の方が送ってくれたのですが本当に気の毒そうな顔をしていました。
「これからのことは良く考えて。今日はゆっくり休んでください」
と言われ、どう返事したか覚えていませんが解散しました。

その方が勧めてくれていたヘルス店に行っていればこんな事には、いや、そもそも私が計画性もなしにお金を浪費していなければ。
お財布に納まっている、期待していたような金額ではなかったお給料、こんなはした金のために私はこんな思いをしなければならなかったのか、と惨めで親に申し訳なくて、泣いてしまった帰り道。

帰宅しお風呂から上がると、Bさんから着信が入っていました。

彼女はこう言ったのです。

「お金に付加価値なんてない。なにをして得ようが、その金額以上でも以下でもない。」

つらつら自論を展開した後に、入店を勧めてきました。

彼女はきっと、味方を作りたかったのだと思います。
お店の愚痴を言いたい、お客さんの事を聞いてほしい、けどお店の女の子同士は色々問題がある。そのお店の女の子は、みんな上辺だけ仲良かった。
裏では告げ口、掲示板への書込み、蹴落としあいのような事をしつつも表面上はすごく仲良し、平気で噓をつく。

何言っても大丈夫、そんな人が欲しかったんだろうな。

もう完全に毒されているな、と思いました。
前話を読んで頂いたら分かる彼女の異常性。
普通の感覚の人間だったらきっと言うべきは、

「               」

だと思うのです。

当てはまる言葉は何でしょうか。
まぁでも私も混乱に混乱が重なり、彼女の言葉にうん、というしかなく、本入店したわけです。きっと私ももうこの時点であたおかだったのでしょう。

次回!エステ店での日々へ続く!


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