推し活がつらくなってしまった人(へ)

去年のGWから今年のGWまで、私の生活にはいつもタイ沼があった。時差がある故、ドラマはもちろん、配信も家事や子育てが終わるタイミングで見れたり、雑誌やグッズを代行サイトで手に入れるのも難なくこなせるようになっていた。

今年に入ってから、タイの社会情勢や、コロナの感染拡大などで芸能のお仕事がピタッと止まってしまって、供給が途絶える事態になった。

そんな時、私のぽっかり空いた穴を埋めてくれたのが、あのオーディション番組、「THEFIRST」だった。最初は名前だけ存じてました、SKYHIさんの開催しているオーディション。J-POPを聞かなくなって久しい私には、見ても音楽が趣味に合わないんだろうな、と食わず嫌いして、いつもhuluのサムネだけ見てた。

たまたま惰性で見ていたKドラが終わり、次何見ようとカーソルを動かすと、その先には「1」の文字。見てみるか、、、

そのクリックが運命の出会い、SKYHIさんが発する世間一般ではキレイゴトといわれるような言葉の数々、端々に感じる知性。なぜか心臓が大きく揺れ、夢中になって番組へのめりこんでいった。彼らが涙すると私も号泣していた。

オーディションを開催するSKYHIさんにもこれまでのドラマがあり、参加する彼らにもそれぞれ持っているドラマがあり(人がどう感じるかは別として)それを見ている私たちにもここにたどり着くまでにドラマがあって。

三者三様の思いが化学反応を起こして、今回のような大きな流れを生み出したのだ。

オーディションは大成功であったと思う。そこに共鳴した人がファンとなりデビューメンバーを支え世界へと押し上げようとしているところだ。

デビューメンバー決定とプレデビュー曲発表から怒涛のような露出、供給。プレデビュー曲は現在2000万回再生を突破して、破竹の勢い。ファンとして追いかけていても、熱が入ってギアが上がってすごく楽しかった。

11/3は彼らBE:FIRSTのデビュー日。CD発売日。CDを店頭で買うなんて10年ぶりくらい。しかも特典が店舗別であったりランダム封入であったり。基本収集癖のある私は、欲しいものが出ないと追加して買っちゃうタイプなので、どこで諦めるかが難しかった。だから売上のことは割と二の次だった。むしろ、前日くらいに読んだ、SKYHIさんの記事

のこともあって、売上より、ほかの方法で世間にどう印象付けられるか、それを狙っているのかなと考えたりもした(MV再生やビルボードを意識)ので、CDを買ってもらうことは重要視していないのかなと思っていた。が、同時に頭にはてなは浮かんだ。CDにランダムトレーディングカードという特典を付けた。店舗別で特典も。これはどういう意味なのだろう。やはり売り上げは大事なのだろうと察した。このあたりの真意はわからないけど、資本を入れず思い通りに活動をしたいと言っていた事務所から出ているものだからそれが答えなのだと感じた。

以前、音楽番組で彼らには、パラダイムシフト、時代をかえる存在になってほしいというようなことをおっしゃっていた。それを考えるとすべて新しいことをしていては逆に置いて行かれてしまいかねない。現状変えられないことを抱えつつ、新しいことも巻き込みながら大きな波を作り上げていく途中なんだと思う。「あたらしいこと」に期待していた方たちは、結局CD積む文化変えられないじゃんと思っただろうし、積むことが文化だった方たちには「あたらしいこと」ってなに?結局は売り上げでしょ、それが1位を取るということなんだから。と思っているかもしれない。(これは憶測なので、チラシの裏のメモ書き程度にみてください)

革命を起こす段階にきているのだと思う。そういう時こそ近い関係からもめごとは起こるし、ちょっとの変化に敏感になってしまうので、ギスギスしかねない。実際、デビュー日前後のファンのうねりにはいいも悪いもびっくりした。

ワンマンライブ配信でざわついた件で、せっかく参戦できたのにすべてを否定され心が折れてしまった私はもうファンを降りようと思っています。

思い出してほしい。私たちはこんな思いをするために彼らを応援しているわけじゃない。何が一番大切か。今一度思い出してほしい。

彼らの頑張っている姿、夢をかなえていく姿を見たいがために応援しているのではないか(私はそうです)

あれがだめ、これがだめ、民度が低い高いはそれぞれの価値観からくるものが基準なのでどうか振り回されないで。

応援していて悲しくなったり、心が折れそうになったときはちょっとそこから離れて、彼らの歌を聴いて、ダンスを見て。そしてこの言葉を思い出して。

上り詰める、だけど蹴落とさない
媚びない、だけど誰も否定しない
自分である、だから人を愛する

これが心にあればいつだって誰にだって笑顔。楽しく推し活してください。

私は心をちょっと整理して、SNSとの距離は適度に保ちつつゆったり彼らの成長を見ていけたらという気持ちになっています。

ここまで読んでいただきありがとうございます。もやもやしている気持ちを吐き出したく、とりとめのない言葉の羅列になってしまいすみませんでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?