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タイラバのネクタイをケイムラ加工する

最近、ケイムラカラーのネクタイってあまり見かけなくなりましたね。
無ければ、作ればいいじゃん。

🛒用意するもの

用意するものは、以下の通り。

  • ケイムラ塗料

  • 薄め液

  • シリコンネクタイ

  • チャック付きポリ袋

ケイムラ塗料は、東邦産業の超ケイムラコートを使用。

他にも使えるケイムラ塗料ありますが、超ケイムラコートが入手しやすいですね。(釣具屋でよく見ますし)

薄め液はクレオスのMr.カラーうすめ液です。

塗料を全体に回すことと、シリコンが若干膨潤して塗料がしみ込んでくれることを期待して入れています。
溶解力の高いMr.カラーレベリングうすめ液も試してみましたが、そこまで効果に差は感じませんでした。(なら、安いほうで良いよね)
相手はシリコンなので、100均の除光液(アセトン)でも問題ないかも。知らんけど😛

シリコンネクタイはお好きなもので良いですが、白やクリア系がケイムラが映えます。ただ、やはり相性はあって、テカテカ系のネクタイはあまりケイムラ化しません。
それと、薄め液を使うため、表面に施されたラメはある程度剥がれます。

チャック付きポリ袋は100均のモノで良いですが、中には薄め液と相性の悪いものもあったので要注意。

チャック付きにしているのは、薄め液が匂うからで、気にしない人はラップでもいいと思います。
(いや、あの匂いは絶対に体に悪いから、せめてポリ袋に入れて口を縛っといた方が良いと思うよ)

🔧作り方

今回使ったのは松岡スペシャルのアルファ80mmのゼブラシラスクリアー。

加工前は紫外線を当てても特に反応しません・・・。
(若干青紫に光っているように見えますが、紫外線ライトの色です)

加工前

まずはシリコンネクタイにケイムラコートを塗ったくります。

シリコンネクタイにケイムラコートを塗る

クッキングシートの上で作業すると後片付けが楽ですよ。
この時点ではカピカピになりますが、気にしなくてよいです。
紫外線ライト当ててみるとこんな感じ。

多少塗りムラがあってもOK

塗り終えたら、チャック付きポリ袋に入れ、薄め液を数滴たらします。
袋越しに揉みこんで、まんべんなく塗料が行きわたったら、一日放置。
(一日以上置いておいてもそんなに変わらないです。もしかしたら半日くらいでも十分かも。)

薄め液を垂らして揉みこんで放置

取り出したら、洗剤で洗って乾燥して終わりです。
けっこうゴシゴシ洗っても大丈夫です。(ちぎれないように注意👆)

塗料の成分だけがシリコンに浸透するのか、感触は未加工のモノと変わらないものの、しっかり紫外線に反応するようになっています。

加工後(わざわざ袋に戻した)

元はと言えば、シリコンネクタイにケイムラコートを塗ってみたところ、カピカピになってしまい、使い物にならんやんと、半ばヤケクソで薄め液で洗ったところ、感触も復活し、ケイムラ化もできていたという、単なる偶然の産物です😅

あと、この方法は他のシリコン製のモノにも使えるので、例えばオーナーのチェンジストッパーをケイムラ化することもできます。
(って、これはもともとケイムラカラーがラインナップされてるから、わざわざやる必要ないけどね)

海藻グリーンをケイムラ化

🎣実釣

日没前、ラストの流しで使ったところ、食べ頃サイズの鯛を連れて来てくれました。

冒頭でケイムラカラーのネクタイを見かけなくなったと書きましたが、使いどころがあまり無いんですよね。(だから消えていったんだと思う・・・)
日の出前後か日没前後のローライト時に効く気がしていますが、正直、蛍光オレンジや蛍光イエローでも効果的にはたいして変わらないんじゃないかと。(周りは蛍光オレンジで釣れてますし)
それでも、周りでケイムラカラーを使っている人はいないので、一人勝ちを夢見て毎回1度は使ってます。

ちょっと役に立ったなって思ったら、コーヒー一杯おごってください☕