社会、地下、ファイトクラブ。人と仲良くなるための秘訣、それは

 都会の公園の看板に書いてある禁止事項が多すぎて「むしろ、ここで一体何ができるんだ?」となって久しい。花火もできなければボール遊びもできない。メシも食えない。じっと座って本を読むしかできない。喫煙できる場所も減った。わたしは吸いませんし匂いも嗅ぎたくないですが、だからこそキチンと吸える場所があってほしいですね。

インターネットでも物理空間でも、公共空間の息苦しさはどんどん増しているので、相対的に、気心が知れた見知った身内だけの自由が利く空間でオフレコな時間を過ごすことの価値が高まるといえます。まあ表通りでできる範囲のことで楽しい事もあるし、それも実際楽しんでいるんですが。ヒカキンをはじめ大手配信者とかテレビアニメとか。ただ、それだけでも飽きてくるわけです。異種族レビュアーズは地上波から追い出されてしまいましたので、地下を訪ねるほかありません。
Discordサーバーもそうですし、LINEもリア友の連絡手段ですし、VRChatも慣れるとフレンドだけのインスタンスで固まるそうですし、YouTube等のメンバー限定配信でしかできない話もあります。人と仲良くなるための秘訣、それは「秘密の共有」。
対戦や協力ゲームでも、野良はやらん、知り合いとしかやらん。という話をわりと多く聞くようになりました。連絡が付く相手ならアドバイスして訓練できますからね。対戦相手として楽しめるレベルにまでお互いを高められるわけです。アーマードコアの新作が出る(本当)のも楽しみです。
R18コンテンツの締め出しも厳しくなり、R18商品はクレジットカード会社から怒られたり、クラウドからNG食らってブログが書けなかったり、クラウドストレージをスキャンされてアカウントBANされたりする。その結果DLSiteの運営するDLチャンネルやFantiaにたどり着いたりするわけです。YouTubeで収益化を剥奪されたときの駆け込み先、ニコ生やFC2。

小規模の配信者やVTuberって居心地がいいです。場末のスナックや居酒屋みたいで。たまり場になる。認知されるし。大手配信の流速ではまず読まれないコメントが小規模なら基本的に全読みですし名前も呼ばれる。物理の銀座のホストクラブ内にも暗黙のルールがあったらしく、その場での粗相は門外不出みたいな話だったようですが、さすがにやりすぎたのか某役者さんは告発されちゃいました。あの髪のシャンプー使ってるんですよね・・・。オフレコ空間でのルールというのは「お行儀」というよりは「粋」と「信頼関係」なのでしょう。

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Decentralized.

P2PのDiscordみたいな、P2PのVRChatやメタバースみたいなのってあるんでしょうか。まだあるのでしょうか懐かしのPeercast。今なら逆に見直されそうですね。見知った仲ならP2PでなくともVPNでも良さそうです。例えばマインクラフトはサーバーを自前で立てるのが簡単なので、仲間内で遊びやすいもののひとつです。ある意味プライベートに構築できるメタバース空間といえます。