JOLTS,CPI,雇用統計についての面白い指摘
最近の各データに関して面白い指摘を見つけましたのでご紹介します。
最近のJOLTS,CPI,雇用統計に対しての回答率の急落についてです。
JOLTSでは直近、1026万人の求人数が発表されましたが2021年のJOLTS回答率は44%に対して2022年の回答率が30.6%でした。
回答者が30%しかいないデータは正確性に欠けるとの指摘です。10年前の回答率が68%だったことを考えるとかなり低下しています。
また、複数エコノミストよりJOLTSのデータは同じ仕事も都市ごとにわけて含めてしまっていること、在宅勤務の数をうまく含めていないなど誇張データだと指摘されています。
JOLTSのデータでは求人倍率が1.7倍ですがLinledinのデータではほぼ1.1倍になっています。
雇用統計ではNFP(Non Farm Payrolls)回答率が44.8%となっています。
雇用の伸びが確認されましたが事業所調査(非農業部門雇用者数+263K)と家計調査(-138K)と差が大きかった。
そのような矛盾から回答率の低下に伴いデータの正確性について指摘されています。
CPIについても37.7%と過去12か月で急落しています。