六月

梅雨入りした。
今年の雨の降る日は少し気温が下がって、梅雨特有のじめじめむしむしとした空気になる日は少ないように思う。巻いた髪はすぐにへたれてしまうけれど、暑くないから幾分か快適なのだ。


可愛いピアスと帽子を買った!
STUDIO CLIPのピアスはなんでも可愛いのだが、特にときめきを感じるピアスだった。一円玉くらいの大きさで揺れるゴールドのリングに、下半分がレースのように白い糸で編み込まれている。かわいい。
帽子はAfternoon Teaのもの。白いチューリップハットで、被ると目元まで隠れるのがちょうどいい。夏用の軽い生地で、これもかわいい。
 

友達と飯田橋の東京大神宮へ行った。縁結びで有名なところだというので、下心を抱えながらおみくじをひいた。出会いは思うように訪れないらしい。ほーん


その日うどん屋さんでご飯を食べた時、どう考えても硬い麺のことを「コシがあるね!」と3人で言い続けていた。食事の後半でボロが出た。
ごまだれで頂くうどんは美味しい。


プロパガンダ映画というのは本当にすごい力を持っていると思う。というか、異常な宣伝力があったからこそ「プロパガンダ」というジャンルができてしまったわけだった。
スマートフォンで世界のことを見ている気になっているわたしは、きっと引き攣られるのではないかな。


アボカド料理のお店に行ったときのこと。
アボカドトッピングが無料だったので注文したら、ハンバーグプレートには既にアボカドが乗っていて、さらにアボカドの小鉢が運ばれてきた。飽和〜!


太田記念美術館の「北斎とライバルたち」展に行った。富士山、美人図といった主題ごとに北斎と同時代の浮世絵師たちの作品を見比べていく構成で、小規模ではありながら充実した解説が添えられた展示になっていた。
サントリーの「HOKUSAI」でも思ったけれど、北斎の肉筆画というのはなんだか意外だという気持ちにさせられる。


国立科学博物館にも行った。天文学に憧れた過去があるけれど、実際には化学も物理学も生物学も地学もてんでわからないので、化学専攻の友人を巻き込んで解説役をしてもらった。
最初に入った日本館の1階南翼に天球儀や時計が展示されるフロアがあって、ここで1時間あまりはしゃいでいた。鶏の装飾がされた時計は可愛かったし、縦長の時計や、ミニマムな携帯日時計があって面白かった。友人は地震計のシステム…3つの軸の動きをひとつの平面に置き換える…に興奮していた。
1日で地球館も回るつもりでいたが、時間が足りなくて後半は早足になった。


梅雨が明けた。
毎日が猛暑日になった。外に出ると日差しが痛い。
太陽!太陽!太陽!!!
明日から電気が点かなくなるんじゃないか、水が飲めなくなるんじゃないか、という空想はあながち空想ではなくなるのかもしれないが、そのために何をすればいいのかわからない。
最高気温40℃という文字を見て、自分が死の行進の中にいるような気持ちになる。
あまりにも暑いので、泣きながら登校した。


夏である。
レポートが迫ってくるぞ!

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