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#2【お仕事】文学部生×新卒×魚屋って何するの?

みなさんこんにちは。
前回記事から早数ヶ月、ほぼ仕事で埋め尽くされていた自分への愛しさとせつなさと心強さを感じている小川です。

さて、全3回のうち初回である前回は『#1【ご挨拶】文学部生が新卒で魚屋になりました』ということで「Youはどうして石巻へ?」ということをざっくりとお伝えしたわけですが、第2回目の本記事では「石巻で行っている仕事内容」を簡単にお伝えできたらと思います。

自分の仕事の棚卸しがてら徒然なるままに書いていけたらなと思いまして、参考になれば幸いです。

行なっている仕事の内容

⓪全体像

まずは採用背景&仕事の全体像をバクっと説明すると、自分はToC(主にEC)を主にした営業人材として入社しております。最初はEC販促をメインで行っていたのですが、今は自分の「なんでもやってみたい」という興味関心を考慮していただき、現在は以下のような仕事を担当しております。

THEマルチタスクですね。。。

以下ではこちらについて簡単にご説明できたらと思います。

①営業関係

行っていることとしては「EC販売」と「法人営業」と「催事対応」がメインとなっております。ECに関しては昨年度は新商品を毎月販売しておりましたので、その商品の企画・製造・販売を行っておりました。また法人営業については商談会で繋がった業者様からヒアリングを行い、商品提案や見積もり作成を行ったりしております。そして催事対応として、仙台などで行われる展示会に出品したり、品評会に出品し、商品について知ってもらえるように活動をしております。

3月に行われた石巻フード見本市の様子。
ブースへは100名以上の方が来場してくださり大盛況でした。
(疲れがたまって顔色が悪いのはご愛敬)

②市場業務

毎朝6時に出社して魚の仕入れ・運搬を行います。自分の担当は「運搬」で、フォークリフトや3tトラックを運転して魚を自社工場や別の場所に運んだりしております。最初、「運搬ってただ運ぶだけだよな」と軽くみていたのですが、これが大間違い。魚は天然物なのでその日に水揚げされるかどうかわからないですし、その魚を仕入れることができるかどうかは入札やセリ次第なので、どんな魚がどれくらい仕入れることができるかが直前にならなければわかりません。そのため回収の判断はその都度の瞬発力を求められるため、なかなか難しく、現在修行中です。

3tトラック(しかもマニュアル)を運転するようになったため、普通車の運転が上手になったような気がしています(多分気のせい)

③広報・企画

布施商店では「仲買人、タイチ」というYoutubeをインターン生&副業人材の方と一緒に企画・運営をしております。毎週1時間の定例MTGで企画をすり合わせて動画を企画・作成したり、今後の広報の方向性を決めて実行したりしております。自分は主にプロジェクトの伴走を行いつつ、SNSでの現場の情報発信に努めております。また、大学の授業の一環として大学生とコラボ商品を開発しており、学生のみなさんと一緒に企画を進めております。

運営中のYoutubeアカウント『仲買人、タイチ』
一部水産界隈にて盛り上がりつつあります。
(個人的に魚の髄液を舐める回は胸がアツくなりました笑)

④業務改善

今まで在庫管理を紙やエクセルなどで複数管理を行ってきたのですが、業務効率化のためにクラウドで管理を行うことに。自分はその業務フローの可視化、サービス選定、現場実装を担当しており、四苦八苦しながらも仕事が楽になるようにPDCA回しております。(でも整理整頓ができない自分には割と負荷高め業務で、コンサルしている人は心の底からすごいなと思う今日この頃です)

社内における以前の在庫管理フロー。
在庫表が4種類も存在しており管理コストが大変。
(業務改善できる副業人材求む!!!)

⑤その他

他にも突発的な仕事は出てきたりするのですが、大きなものとしては「商品開発」を担当したりもします。例えば期間限定のEC商材を開発・製造・販売したり、新商品のコンセプトを提案して試作品を作ったりします。ただこちらは魚や料理やマーケットの知識がないとなかなか難しかったり、①〜④までの仕事で手一杯だったりと、なかなかコミットできていないのが現状です。売り上げを出すためには売り方を考えるのはもちろんのこと、魅力的な商品開発は必須のため、ゆくゆくはこちらもしっかりと力を割けるような活動を行っていけたらと思っております。

試作品を作ったら試食を行うのですが、自分は舌バカのため全部美味しく感じてしまいます。これは幸せなことではあるのですが仕事ではなかなか大変です。。。

仕事をしていて強く感じること

また、入社して1年が経とうとしておりますが、仕事を進める上で特に感じていることを1つだけ共有して筆を置きたいと思います。

それは何かというと、「仕事の結果は全て自分の行動に帰結する」ということです。布施商店は全社員が二十数名で営業部隊はそのうちの数名と少数精鋭です。ですので基本的に自分が動いた分だけ仕事は進みます。つまり、自分が動かなかったら仕事は進まないわけです。そう、全ては自分次第な訳です。
 さらに、基本的に自分が取り組む仕事は社内で誰もやったことがない領域なので、誰も解を持っているわけでもなく、仮説設定と検証を繰り返し、たくさんの「上手くいかない」に直面するハードモードな環境です。基本うまくいかないですね。(笑)
 それでも自分が行動した分だけ仕事は前進して、かなりのやりがいはあるなぁ、、、と感じるので、もし「歯車ではなくエンジンとして駆動したい」という方がいらっしゃればおすすめな環境かもしれません。

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というわけで第2回は自分がどんな仕事をしているのか?というのをテーマにお伝えさせていただきました。分かりにくかったらすみません。(元文学部生失格ですね笑)

そして次回は最後の記事となりまして、「SeaEOとして働くということの実態」を仕事面やプライベート面も含めて良くも悪くも赤裸々にお伝えできたらと思います。

今回も長文駄文失礼いたしました。
ではまたどこかでお会いしませう。ではでは。


布施商店に入ってくれている短期インターンの大学生と小川。
水産業界における若き力は希望だなと痛感する毎日です。

小川凜
株式会社 布施商店
 
1996年三重県桑名市生まれ。北海道大学文学部卒。休学中にカンボジアで体験した豚の屠殺がきっかけとなり、食領域へ興味を持つ。その後、水産の世界を知るべく、漁業協同組合でのインターンや魚食の普及活動に取り組む。卒業論文では社会学を切り口に北海道の昆布の流通について執筆。2022年4月、布施商店に新卒入社し、営業などを担当している。
Tw:https://twitter.com/kirin_1118
FB:https://www.facebook.com/profile.php?id=100004201561782

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