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感度とは&3種のなで

感度とは、無いものを感じる能力のこと
感度は、3種類。なでも、3種類

はじめに

  今回紹介する分け方では感度を3種類くらいに分けられると思います。経験的なものなので、他の分け方もあると思います。参考までに見ていただきたいです。

感度とは

 感度は、無いものを感じる能力のことだと思います。「おされてる」「くすぐられてる」といった感触が手の形・動きから想像ができる能力のことだと考えてます。
 難しい考え方もありますが、私はそのくらいに考えています。

3種類の感度、3種類のなで

 今回の主題は感度は3種類に分けられること。なでの種類もその3種類であることです。

まず、3種類に分ける前に、
現実で経験可能か不可能かで2種類に分けられます。

  • 現実で経験可能ななで【第1のなで】

  • 現実で経験不可能ななで【第2のなで】

前者を「経験のなで(第1のなで)」後者を「知識のなで(第2のなで)」として説明を進めていきます。

経験のなでと知識のなで

経験のなでは現実の体で感じる事ができるなでです。あえて説明するまでもないかもしれませんが、
おでこを撫でられる
頬を撫でられる
手を撫でられる
は経験のなでです。
 つまるところ、経験のなでは以下の写真のようにビューポイント近辺をなでることです。

経験のなで

知識のなでは現実の体で感じることができないなでです。これはVRとリアルではアバターが違い、リアルアバターとVRのアバターの感覚が直結していないから発生します。

ケモミミを撫でられる
しっぽを撫でられる
角をなでられる
は知識のなでです。

知識のなで

知識のなでの補足(第3のなで)

リアルアバターと異なる形をしたアバターであればそれは明らかに知識のなでです。(ケモミミとか)
ただ、リアルアバターと同じ人型のアバターを使っていても知識のなでも含まれることがあります。

「リアルで、腕や手をなでられたときは特に何も感じないけどこの手は桔梗ちゃんの手だからちょっと違うはず…」
っていう形で本来腕を撫でることは経験のなでであるはずなのに知識のなでが入り込んで来ます。
 これにより、経験のなでと知識のなでの入り混じった【第3のなで】が生まれます。

 第1のなでと第3のなでの違いは「自分がなでられている」と感じているか「桔梗ちゃんがなでられている」と感じているかで分けられます。
 なでられている人のアバターへの没入度が高ければ高いほど第1のなでは少なくなり、第3のなでの比率が高まります。

感度の分け方

 つまり、感度は、その時行われているなでが持つ知識のなでと経験のなでの割合によって3つに分けられます。
 表現し直すと、分け方は以下の通りです。

【第1のなで:経験100%】アバターに対する没入感が低く、リアルアバターにもある体の部位をなでられているとき
【第2のなで:知識100%】リアルアバターにない体の部位をなでられているとき
【第3のなで:経験&知識】アバターに対する没入感が高く、リアルアバターにもある体の部位をなでられているとき

 第1のなでと第3のなではアバターに対する没入感の高さで分けられています。なので鏡なでのときのようになでられているアバターが見える環境では第3のなでになりやすいです。

 究極、アバターに完全に入り込んでいる人は第1のなでは存在しなくて、第2のなでと第3のなでだけになります。

実践編

 実際においてこの考えがどう役に立つかを説明します。
 多くの人は、経験のなでと知識のなでのどちらかに好みが偏っています。
 自分のアバターに強いこだわりがあり、没入感の高い人は知識のなでが強い傾向にあります。例えば、アバターを着替えるものとして考えている人等は知識のなでが弱くなります。

 そして、知識のなではなでられている側が頭の中で「こういう風になでられたときは、こういう感触が、来る…!」ってスキルを大なり小なり持っていないといけないので、経験のなでより感じるのが難しいです。

 なでられることに慣れてない初心者を相手するときは第1のなでを試すのがおすすめです。また、第1のなでは大体の人が感じることができるので、とりあえず第1のなでをしとけばなんとかなります。

まとめ

・感度は無いものを感じる能力
・感度は3種類あってなでも3種類
・知識のなでと経験のなでの割合で種類分けされる。
・経験のなでの方がお手軽

あとがき

 今回は感度の種類について触れました。感度の取り扱い方はデリケートなところもあるので、個々人で気を付けてください。

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