見出し画像

転職人生の先にプロティアン

第22号(2021年9月29日)

第21号(9月22日)の岐阜の松井さんからバトンを受取りました小出薫です。

キャリコン資格を取得するまでの私は「働く事に関する支援」に携わる部門での就労経験はありませんでした。

私はバブル崩壊後に新卒でメーカーに就職し、営業事務員として経験を数年積み、結婚を機に退職しました。その頃にはよくある女性の「働き方」でした。その後、自身にできる事、興味・関心が持てる事等を模索しながら転職を繰り返す事に。気づけばもう市販の履歴書では職歴の全てを記載する事ができなくなりました(笑)

そんな「転職人生」の中では有期雇用を経験した事から安定雇用を求め、無期雇用で雇われた先で職場が無くなる、という事を2度経験しています。まさに会社に自身のキャリアを預けていた私は、何かある度に途方に暮れ、「安定ってなんだろう?働くってなんだろう?」と考えていました。

ある日、再就職先を求めて訪れたハローワークの窓口の方から「キャリアコンサルタント」の資格を紹介されました。「あなたの経験を活かして同じような悩みを持つ方のサポートをしたら」という一言が資格取得のきっかけとなり「自身の転職経験が誰かの役に立つなら」という思いを学びの原動力とし、なんとか合格する事ができました。

就労支援に携わる職場への転職も果たし、どのように活動していけば良いのか、と考え始めた時に「プロティアン研究会」に出会いました。「キャリア自立」や「変幻自在な未来」等、常に前を向いてキャリアと向き合っていく考え方に共感すると共に、自身の「働くとは?」という長年の問いにも一つの解を得る事ができました。「プロティアン」という考え方はまだまだ未熟な私がキャリコンとして活動する為の骨格になっています。これからもプロティアンな皆様との繋がりを大切にし、社会関係資本を強化しつつ、より「骨太なサポート」ができるキャリコンに成長していきたいと思っていますので…どうぞ宜しくお願いします。

次回はイマイケンタさんにバトンをお渡しします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?