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とるにたらない深夜note.10 虎者を観劇してきた日のはなしin広島

とるにたらない深夜note、いつにもまして自己中自分語り(長い)なのでほんとに暇なひとに読んでってもらえるとうれし。
雑感日記みたいになってしまいました(笑)
寒い日が続きますが、あったかくしてね!ね!!!!いつも読んでくれてるあなた、はじめましてのあなた!ありがとう!!!!!



2021年12月某日

いよいよ虎者を観劇する日がやってきた。

感染者が増えませんように、みんなもわたしも元気でいますように、また宮近くんに会えますように。
サンタさんに欲しいものを願う子どもみたく毎晩祈るようにしていたので、いよいよ迎えた当日の朝は少し息がしづらかった。


久しぶりに“現場”に行くためのおしゃれをした。少し濃いめのメイク、マスクの下にも真っ赤なルージュ。前から考えてた服と、君のことを好きであるという目には見えない誇りにまでしっかり袖を通していく。準備から嬉しい楽しいこの感じ、そのくせいつも時間ギリギリになる。その現場前ルーティンすら、嬉s(急げ)。
会場まで何時間もかけて車を出してくれた地元の友達(非オタ)は、いつもと雰囲気違うね〜(笑)とからかいつつも褒めてくれたけど、そういえばこれがわたしのいつもだったのにな…、なんて、ちょっと前の自分がこんなにも遠いものになっていることに気がついて密かに切なくなった。

会場に向かう車中で、今日が終わったらまた次いつ宮近くんの現場に来られるかわからない、、と1秒も余すことなく全身全霊で観劇に集中することを誓いながら、今日が終わってほしくなくて会場に着いてほしいような着いてほしくないような感覚と戯れていた。
あーでもないこーでもない話をしていたら、いよいよ会場に到着。地元の友人の車から降り、ひとりになった途端急に心細くなった(笑)ひとり観劇なんか初めてじゃないのに、その時ばかりは誰か一緒にいてほしかった。友人でありながら、とらじゃおたでもあるいつもの友人たち、、本当は会場前にみんな来て、って思ってた(笑)(笑)彼女らからのいってらっしゃいのメッセージは背中を押してくれて、(あったかマシュマロも嬉しくて)、わたしはいよいよ好きな人に告白でもしに行くんかと錯覚しそうだった(笑)久しぶりに会うという緊張は想像以上に耐えがたいもので、浮かれ赤セーターも今にも飛び出しそうな心臓もいっぺんにジャケットに隠すようにして抱きしめた。こんなワクワクいつぶりだ。

会場はホール仕様でとても広かったけど、感染対策はいささか簡易的に感じられて、体温チェックと少量のアルコール消毒以外は個々の対策スキルに任せられてる感が正直怖かった。(いうて、それが限界なんだろうなとも思ったりしたけど。)当時の感染者推移が比較的少数で横ばいであったことを根拠に、呼吸を浅くしながら今しかないのだと心を燃やして会場内へ足をすすめた。ここまで来て戻る理由なんてないのだから。どの現場のどんな会場でも、みんなそれぞれの思いを抱えながら、必死に集まっているんだよなと思った。

席に着いてその時を静かに待ち、いよいよ幕が上がる合図。

仰々しいOPにちょっとだけ笑い、立派になったなと誇らしくも感じ、目の前の光景に心の中が懐かしさと嬉しさとで満ち満ちていく。2年という望んでもみなかった“時間”という付加価値と、五感が覚えている現場仕様の感覚との間でくらくらして、頭の先から足の先まで、身体全部の形がわかるくらい熱くなった。一方で、1秒足りとも見逃したくない冷静さもしっかり持ち合わせていて、まさに冷静と情熱の間にいたと思う(笑)
そして、namidaの結晶の歌詞がびっくりするくらいバカ刺さってしんどかった(笑)まさかnamidaでこんなに泣くとはである。
両目の下でびったり抑えるハンカチ、息苦しいマスク。久しぶりに仕事をする防震はここぞとばかりに震えを抑えてくれてしっかりと宮近海斗を捉えた。ありがとう出来る防震だよ君は。

1幕は、ああまだこの演出から離れられないのかみたいな大枠への残念さを拭えずにいた。それでも固定観念さようなら!って思って観てたつもりで、中身についてはこれがアート!!!と思えばその感情は食べられたし、演者たちの丁寧な姿勢とひたむきさに何度も救われていった。しかしながら、リマちゃんの扱いとオチの持って行き方のところで気が合わなくてめちゃ引いた…(笑)
時々やってくる歌とダンスのシーンにはとても安心していたし、めちゃくちゃかっこよかった。(なんか光ってた記憶ある)
トランポリンは確実にスキルアップして安定してきているし、稽古期間のたびに毎年練習しているんだなぁと思うとよくやるよ…、、と思う。ダイレクトに目に映るスパルタを美しさと感じることが出来ないので、なかなかつらいものはあるが、彼らのひたむきで計り知れない努力に心から拍手した。よく考えてみると、年々ハースケの中で稽古になっているね??えらいよ、、。
とらはとらの立場で、ぱくはぱくの立場で懸命に向き合っていることがあって、それぞれに必死なんだよね。

そして2幕、わたしの虎者の“観たいもの”はここにいつも詰まっている。1幕の色味よりも、やっぱり2幕が大好きすぎる。ショーパフォーマンスに磨きをかけて、自分たちの強みをしっかり味方にしてステージをつくっていくTravisJapanが大好き。ずっとワクワクしていて、何もかもが新鮮だった。今年はまた纏う色気が違くてドキドキしてしぬかと思った。ウインクしたり舌ペロしちゃったりする宮近くんに???る????????って思ったよ(笑)
ぱくちゃんたちもとても華やかだった。
耳馴染みのある新曲も、現場でパフォーマンスとして生で観たのは2曲が初めてで、五感が初めましての感覚にガチで震えたよ。


宮近くんは、ずっとかっこよかった。

今までもずっと配信という形で、つべやインスタで、最新の彼らのエンターテイメントを届けてくれていたTravisJapanに感謝していた。メディア露出も地道に増え、メンバーそれぞれに活躍の場を重ねている。
宮近海斗がどんどんかっこよくなっていくことも、TravisJapanが“このご時世”に負けずにたくさんの人を幸せにしていることも感じていたし、間違いなく自分のそのひとり。そうしてたら広い意味ではもう現場に行かないと会えない訳でもなくなったと思うし、彼らが頑張っていることを知らなかった訳じゃないのに。
でもやっぱり、画面の向こう側に閉じ込められていた空気に久しぶりに触れることが出来て幸せだった。
現役で熱くJr.担をしていた頃は“現場主義”の端くれだったから、現場を離れざるを得なくなった今の自分の落ち着きは自然なことだよな、とも思った。(もちろんそればかりでなく生活環境の変化とか諸々あるけどね!)

夢の時間はすぐ終わり、その日のうちに現実へ戻ることになるのだけど、家に帰って落ち着いてからまた無事に行けたことが嬉しくて、宮近くんのステージの記憶がちゃんとあることが嬉しくて涙が出た。これがわたしの生きる意味〜ってなってた(笑)
宮近くんが以前コンサートで、また会えるよ、って簡単には言えないそこはかとない不安と闘っていたこと、それをちゃんと言葉にして伝えていた理由を今改めて分かった気がした。今もその不安が完全に拭いきれた訳じゃないけど、千穐楽で涙した宮近くんのことを思うと、ありがとうをいっぱい伝えたくなったよ。

何より心身ともに元気でいてほしい、この先もずっとこれ以上の願いはなくて。


素敵な時間を、ステージと夢をありがとう。


(ここまで読んでくれたやさしいあなたにもありがとう!)




最高や。





Sea.

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