段位道場2024 七段所感
今回の段位道場2024で特にやっているのではないかと言われている「七段」
前年九段()の実力を持つ僕もプレイしてみたので
その時の感覚や、七段を目指している方の攻略のヒントとなるかもしれないことを綴っていければと思います
さっそくですがまずは「七段」の課題曲を確認してみましょう
はやさいたま2000(☆9) BPM:250
令・和太鼓(☆8) BPM:91-118
Solitude Star(☆9) BPM:178
自分としてははやさいたまは昔の曲なのでもちろん知っていましたが、正直、令和太鼓とソリチュードスターについては今回練習するにあたって初見でした
はやさいたまのBPM250というのが数値の暴力すぎて、どうしても目を引くものですが、いかんせんほかの2曲も曲者だったんですわな…
では、1曲目のはやさいたま2000から所感を述べていきますと
「さいたま2000」という、より昔の曲をそのまま25%早くしただけの曲と譜面というだけあり、
そのさいたま2000の理解度がそのまま安定度に直結すると思いました
要するに、はやさいたま2000を叩けるようになるには、まずはさいたま2000を叩けるようになろう、ということです
さいたま2000がそもそもBPM200というそこそこ早いBPMで、●○○○●○●(●→ドン、○→カッ)の複合をキメに据えた、割と鋭い譜面なので、苦手意識がある方もいるかもしれません
しかし、これだけは知っておいてほしい
「古参のドンだーはもれなく全員さいたまできる」
そう、長く太鼓の達人をやっているプレイヤーはもうさいたまをやりすぎて、目の前に何もなくてもさいたまの譜面を叩けるようになっているのです
そこまでいけばちょっと早くなったくらいでこんがらがることは無いでしょう、この境地にまずは到達しましょう、さいたまを叩けるようになってからが太鼓を始めた期間として他人に話すくらいで問題ないです
というのは半分冗談としても、さいたまを叩けないのに、はやさいたまを叩けるわけがないのは当然ですよね
そして、重要なこととして、はやさいたまのBPM250は七段というか十段でもあまり出てこない数字である故に、ヴァーナス(8分の音符を全て利き手で処理する叩き方)の叩き方でさいたまを練習してしまうと基本的にはやさいたまには追いつけません
しっかりと負担を両手に分散させた運手を決めて、その運手でさいたまから練習するべきなんです
これが僕の言いたいことです
かく言う自分の運手なんですが、自分はまずヴァーナスをほぼ使わずに捌きたい人なので、
下の画像で言うところの62小節目の2個目のドン→カッのみ右手連続
あとは完全交互で叩いてます
そうすると、66小節目あたりの●●●と○○●のみ逆手始動になりますが他の16分は全て利き手始動になります
他に誰もやっているのを見たことがありませんがオススメです、特にはやさいたまの速さなら🙂
はやさいたまはBPM250なので練習するには他のBPM250の曲をやるのがいいのか…と感じるかもしれませんが、まず、七段を目指す人間がまともに叩けるBPM250の曲など存在しません
一応六段に白鳥の湖が入っていて、ドンだーを速さに慣れさせようとしているフシはありますが、速さだけでなく複合の純粋なレベルもはやさいたまが3段くらい上になってますので練習にはならないと思います
とにかく、さいたま2000の時点で自分なりに運手を固定して完璧に叩けるようにするのが、1番の攻略法かと思います
さて、2曲目は令・和太鼓です
この曲は
とても難しいです
個人的には☆10表記でも異論がないくらい難しいです
何が難しいかというと
全部です()
まず、BPMが曲を通してじ〜〜んわりと上がり続けているので、テンポのキープが難しいと思います
特に、2箇所ほど「BPM変わったな」って感じる箇所があるんですが、もちろんそれまではそれより遅いテンポで叩いているので即座の切り替えが激ムズになっています
そして、遅めのBPMだからという理由で(?)複合が容赦ないです
24分4連打のパターンはほぼ網羅しているし、なんなら16分と隣接しているものもある
サビは16分のそれなりの複合が休みなく流れてきて、目押しでなんとかすることが難しいといった具合
感覚的には、前半は判定枠ガン見目押しパート、後半のサビは予習だいぶ活きるパートと分かれている感じです
曲を通して、16分の速さを掴んで良を取るのが段位においては肝心になるので、とっさにさばけない難しい複合は運手を決めておく
それ以外の簡単よりの複合は何となく叩けてしまうように☆9の譜面を触るなどして経験値を積むのが重要になるかと思います
僕は全然この譜面駄目なのでこれ以上言えることはありません🙂
3曲目はソリチュードスターです
この曲も個人的にはかなりやってるなあと思いました()
やってることが紫煌ノ乱の長複合です、びっくりしました🙄
まあ最大の難所は4個ある24分絡みの長複合ですよね、最大とは…
はやさいたまもそうですが不可条件を攻めてくる曲となっているので不可をいかに出さないかが大事になります
可でもいいから繋ぐのが大事になるということで、自分がおすすめする運手は……
ちゃんとひと振り一打の正攻法です()
いろいろな動画を見てみたところ、ロールで24分4連打を1-2で処理することで精度を落としにくくフチの手も切り替えることなく不可も出しにくい〜といった運手も紹介されていたんですが…
24分のタイミングでフチの手を切り替えることだけ知っていれば、24分の部分だけオラァって早く叩いて可に抑えることができる為、正攻法の方がいいと思います
なにより、この長複合は面が大量なので、24分のうち2打だけロールを入れるという切り替えが技術的だけでなく視覚的にもしづらく、巻き込んで事故る危険性が高いと思っています
あと、完全に24分4連打を16分3連打として叩いて1個音符をスルーするやり方もあります
この方法だと、確定でこの曲だけで不可が8個出るので、はやさいたま、令和太鼓が苦手で事故ってしまう人にはおすすめできませんが、そうでないならやる価値はあるかと思います
自分はやったことないので責任は取りませんが()
中盤にありえない見た目の12分+24分複合もありますが、シンプルに混じるフチが逆手、24分は利き手始動で叩けることを覚えておいて、気合いで通していきましょう…
個人としては令和太鼓がかなり苦手でしたが、はやさいたまが安定していたので余裕を持って合格することができました
不可出しすぎて銀枠赤合格でしたが…🙄
気が向いたら金枠目指してリベンジします…
ありがとうございました(_ _)
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