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夫婦間に於ける、こんなん誰でも知ってるよと突っ込まれそうな雑記

しかしもしかしたら私の若かりし頃のような思いをしている人がいるかもしれないので、書く。

あくまでも個人の体験談であり個人の意見であることを書いておく。

私は人見知りなところがある。そして人間関係は不得手だ。思い返せば失敗と反省が多い。
私の場合この悩みを軽減する為に、よく言われる「つかず離れず」が合っていた。程良い距離ってやつ。これは関わる人全て。血の繋がりとか関係なく。夫婦間ももちろん。
特に夫婦間に於ける「手の内は全部明かさない」って、なかなかすごい効果だと思う。うちは子供がいないので、ともすればお気楽な思考と捉えられるかもしれないが、とりあえず話を進める。世の親御さん毎日お疲れ様です。

うちは時間のすれ違いも多かったから、新婚時代の…なんて表現するかな、新婚時代のムードは無かった。
しかしやっぱり淋しさや心配(無事何事もなく帰宅しますように、みたいな)はあったので、無理矢理起きていて会話の時間を作ったりした。だが夫も疲労が取り切れぬまま明日も仕事で長々付き合わせる訳にもいかなかった。私も仕事だし。何よりも、夫の帰宅後は、風呂、酒とご飯、寝る、だった。「縦、横、高さ」みたいな帰宅後だった。
これは長続きしなかった。他にも、月に数回合う休日に「一緒にご飯でも作ろう」と誘ってみたりしたが、上手くいかなかった。理由は…当時暮らしていた家のキッチンが広くはなかったのでやりづらかったのだ。
いろいろ試していくうちに、なんか面倒になってきた。時には「自分ばっか色々提案してないか?」なんて思考に至ってしまうこともあった。寝てる時以外フル回転して疲れていた。
ネガティブになってきたので、とりあえず自分の時間を楽しむことに。で、「気づくの遅いよ!」と突っ込まれそうだが、ここで夫の「自分の時間」を奪ってなかっただろうかと気付く。

あくまでも個人の体験談であり個人の意見であることを書いておくと再び書いておく。

当時割と藻掻いていた私は恐らく「普通夫婦はこんな感じじゃないか」というイメージだけが大きくなって焦っていたように思う。現実はそのイメージとかけ離れている、だから色々試すが上手くいかず、ネガティブになる。普通、などと根拠のない言葉まで添えて考えていた。
そして「夫のテリトリーに踏み込みすぎたかな」(←多分こんな不器用な人いないと思うが)と反省した。夫は夫なりに休日の過ごし方がある(←多分こんな〝何を今更〟な人いないと思う)。要するに、コミュニケーションの取り方が駄目だった。
ではどうしようかな、と改めて考えた。
先ず付かず離れず、そして、夫とはこの先長い関係かもしれないから力を抜く、という答えは直ぐに出た。

休日は月に1、2回くらい行動を共にする程度で、他の休日は、朝か晩のご飯を一緒に食べるくらいで丁度良い。これは、話題が尽きないメリットをもたらした。そしてお互い「相手に教えよう」という内容の話を持ち寄ることが増え、会話の中身も良い方向に変化した。
お互い仕事の日は、自分の疲れの方に重きを置き、寝る前にメールにて晩御飯の献立を伝える。なんならついでにしれっと買い物も頼む。

など。うちはこの生活を始めてから困ったこともなく快適である。

今は生活状況も変わったが、自分以外の人との付かず離れずは継続中である。

それから。
「手の内は全部明かさない」
これは、恋人、夫婦の気持ちを長続きさせる秘訣じゃないかな。ミステリアスっていうのか?恋愛感情を長持ちさせるには多分ちょっともの足りないくらいが良いのだ。

暴走しないうちにやめとこ。以上。



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