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卵焼きと味噌汁の力は絶大でした

昨日やっと学年末試験も終わり、4年としての登校も終わりました!!
そこで軽くこの1 年を振り返ってみたいと思います。


復学という選択

2017年1月に休学し、何となく自分のことが分かり始めて、先のことを考え始めた2月。就職と復学を半年くらい迷って、結局復学をきちんと決意したのは夏でした。

でもこの時に復学の方を選んで良かったと今は思います。

学校の友人が増えて、高専でのネットワークが広がり、尊敬できる人ともたくさん出会えました。たくさんの刺激をもらえて、今の私の原動力になっています。

何より時間が作りやすいし、自分と向き合う時間も多くあります。多くのことに興味を持てるようになったのは学校生活や、その中で出会った人のおかげです。正直ここまで充実した1年になるとは思いませんでした。


学校生活で得たもの

学校生活が始まって最初はとにかく人が怖かったです。目が合うと自分のことを知ってるんじゃないか、声かけられたらどうしよう…でも実際は声かけられても何とかなる!笑

あの1ヶ月くらいで、人の観察と会話を合わせる技術は高くなったと思います…

でも本当に運が良かったのではクラスメイト。とにかく元気で、最初は若さについていけやんかも…めっちゃ浮いてる気がする…って思っていました。

でも実際はチャラすぎず真面目すぎずとてもバランスのとれたクラスで、今はよく一緒にいてくれたり、ともに出かけてくれる友人もできました。休んだ時はノートの写真をくれたり、逆に頼まれたりと、ちゃんとクラスメイトになれているのが嬉しい1年でした。


復学後1番の試練

あとは本当に勉強が大変でした。

正直4年間分も忘れたのは痛かった…とりあえず自分を褒めたいのは、休学中の1年で2桁の計算から微分積分までは勉強したこと。あと有機化学の基礎。これは本当にあの1年で頑張って良かったです。

よくやった自分!

でも1年の間にできることのなんてしれてて、結局絶対必要になるであろう知識だけ詰めに詰めて、授業への不安をこれでもかと残したまま復学しました。

一番最初の授業で目が点になったのは一生の思い出です。

「LDAとの反応では速度論的エノラートが優先的に生成し、第1級ハロゲン化アルキルとのSN2置換で目的生成物が選択的に得られる」
(難しさが衝撃的でこれだけ覚えてしまった笑)

LDA?エノラート?ハロゲン化アルキル?の第1級?SN2置換ってどんな反応やし

この1分もかからないような説明の間に、これだけの調べ物ができてこれが1コマ90分。これが1日平均2コマ…帰っても調べ物ばかりで、教科書広げまくってインターネットで調べまくりました。

でも不思議と勉強が嫌いだと思ったことはなくて、むしろ知らなかったことを知れるのは楽しかったし、解ける問題が増えるのは自分が成長しているのが実感できて好きでした。

正直調べ物は追いつかないし、分からないことは増える一方で1回目の試験の時に再試三昧を覚悟しました。

しかしこれが何とかなるんです。

正直理解してないことの方が今も多いけど、何と追認も回避!
理解出来てない分は、できるだけ春休みに解決します。


がんばった大賞

自分で一番頑張ったなーと思うのは、思ったよりも欠席しなかったことです。学校始まってすぐは何日か欠席しましたが、それも2,3日でした。後期は欠席なし!

登下校も自転車に乗れるようになり、長期休みには東京へも何回か行ったので新幹線にも乗れるようになりました。

登校の時が一番しんどくて、朝は早いし、自転車はずっと登りで常に向かい風やし…でもここで降りたらなんか負けやって思いながら漕いだ甲斐もあり、本当に体力はついたと思います。


心の支え

でも何回か休んでしまいたいと思ったことはあったし、調べ物はめんどくさいと思ったことはあったし、すぐに問題が解ける友人が尊敬と同時に羨ましく思ったこともあってその度に頑張ることに嫌気がさしたこともありました。

そんな時に笑わせてくれる、愚痴を聞いてくれる友人には助けられました。

でも1番助けられたのは家族の作ってくれた美味しいご飯でした。

いつも母はお弁当に好きな卵焼きを入れてくれて、帰ってきたら匂いだけで疲れが飛ぶ祖母の味噌汁の匂い。

午後からも頑張ろう、夜もあともう一踏ん張りしようって後押ししてくれるもので、安心できる、自分の中の流れを変えられる、リスタートできるものでした。

欠席が少なかったとはいえ、体調が全く崩れなかったわけではなかったです。

体調の変化を見ていた家族には本当に心配をかけたこともあったと思います。

でも無理するなだけじゃなくて、応援し続けてくれたこと、本当に感謝しています。


今年は本当に多くの人と出会えて、刺激をもらって、支えてもらって過ごせた1年でした。

本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします!



春休みはしたいことがたくさんあるので、目標とともにまた書いていきます。





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