自分にしか出来ないこと

今年の4月で社会人4年目になる私から自分自身の体験とそこからの学びを提供していきます。皆さんがこの話を聞いた後には、
もっと自分の個性を大事にして良いんだと安心することができます。
また、自分の才能や能力が活かせる場所や仲間がいる事に気づくことができ、心のゆとりが生まれます。

まずは、私の社会人生活を振り返っていきます。
私は専門学校を卒業して社会人になりました。専門学校を出たとはいえ、ビジネスに必要なマナーが何一つできない本当に手間のかかる新社会人だったと思います。幸い自負があったのでビジネス研修などの会社で行ってくれた講義に関しては、積極的な姿勢で参加できました。
たくさんのミスをしてその度に丁寧にご教示いただいた諸先輩方には頭が上がりません。
その際に上司に言われた一言が大変印象に残っています。それは、「強く叱る時もあるけど、それは期待しているからだよ。期待していなかったら注意しないよ。逆に今後先輩方が気にかけてくれなくなったら終わりだからね。あと、最後にとても大事なことを言うけど、決してあなたの人間性を否定しているわけではないからね。あまり深く考えすぎないようにね。

これってとても今回のお話で大切なことで、社会人になると社会のルールを叩き込まれます。また、今後たくさんの人とお仕事をするようになります。良くも悪くも影響も受けます。特に自分より能力や年配の方とお付き合いすれば、キャパオーバーになるぐらいの言葉を言われることもあります。そんな人ばかりではないですが。

自分は一時期それで自己肯定感を失い、自信をなくし立ち直れなくなって病んでしまったことがありました。その時、中学の大親友にこの話をしたら、失笑していました。「お前は本当に真面目だよな。誰にいわれたんだよ。その人は神様か?神様以外にも完璧な人間はいないぞ。お前は、自分で決めた事には努力を惜しまず、やり切る力があるし、お前の笑顔はみんなを明るくするぞ。誰からにも好かれようなんて無理だよ。そんな人間つまらないよ。せっかく良いところあるんだからそれを伸ばしていこうよ。」このような言葉をかけてくれました。

本当に命の恩人です。出口の見えない迷路に迷い込んだ僕に大きな光を灯してくれました。

僕は、真面目に100%で人の言われたことを受け止めて落ち込む性格だったので、この友人に救われました。

それからの自分は自分の長所を全面に出し、周りの仲間と力を合わせて仕事をいくようになりました。会社という組織で動いているので、同じような人間が沢山いても組織は上手く回らない。一人一人の長所を生かして短所を補い相乗効果を生み、同じ方向を目指し世の中の役に立つ役割があるので、出来ないことはできる人に任せ、その代わり自分に出来ることは精一杯やる事に徹する。ちょっと長くなりましたが、今回お伝えしたかったことは、自分の長所や得意なことを生かす。見つからない人は得意なことを探して、身につけること。そして、最低限のビジネスマナーや気配りは必要不可欠だが、それ以外の部分を注意されてもあまり真摯に受け止めない。何でもかんでもこなすのは無理だし、自分のことをよく思っていない人も少なからずいるからそこを気にしていても時間の無駄。他人は変わらない。他人を変えたかったら自分が変わるしかない。そもそも自分の一度きりの人生だよね。自分のために頑張ろうよ。その次に周りの人も幸せにできれば良いと思う。
自分の能力や性格を活かせる場所は必ず存在するから人生楽しく頑張りましょう。

今日の投稿が誰かのためになれば幸いです。

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