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思考整理サポートのお陰で辿り着けた『幸せ』と『成功』を掛け合わせた経営スタイル

思考整理サポートをご利用いただいた方に、実際に取り入れた結果、どのような変化が生じたのか、その生の声をお聞きしていきます。

思考整理サポートのきっかけは建築のヒアリングだった

今回は埼玉県加須市にある いろんなC株式会社 代表取締役 長沼裕士さん(以下裕士さん)と奥様の取締役副社長 長沼愛さん(以下愛さん)のお二方にお話をお聞きしていきたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。

裕士さん、愛さん──
よろしくお願いいたします。

では早速ですが事業内容を教えていただけますでしょうか?

裕士さん──
長沼精肉店というお肉屋さんとTesoro(テソロ)というペットフードの事業をやっています。お肉屋さんの方は創業75年になり私で現在3代目になります。

思考整理サポートはいつ頃から始めましたか?

裕士さん──
2020年の11月頃から始めて現在も引き続き利用させていただいております。スタート当時の3年前はリニューアルのためにお店の取り壊しをしていて商品を売る場所もオンライン販売1本しかなく、どのように売上をとっていこうか悩んでいました。

その為お店がない状態でも売り上げが立つよう商業施設で代理販売も進めていたのですが、コロナの影響によりそれもできなくなり、再びオンライン販売のみで売っていく状況になってしまって。

そのタイミングで新店舗の建築設計をお願いしていたソライロデザインワークスの今井さんと、どのようなお店を作っていくのかを話し合っていくうちに思考整理サポートが始まっていったと思います。

軸が見つかる事で上がった売上

思考整理サポートサービスを取り入れる必要性を当時どのように感じていたのか教えていただけますか?

裕士さん──
当時はまだ店舗もなく3ヶ月先の見通しも真っ暗のタイミングだったのですが、今の結果って過去の自分の延長だと考えているんですね。なので今と同じことをやっていても未来は絶対変わらないと思って勇気を振り絞り、第三者の意見であったり、自分を変える何かきっかけがないといけないと思いお願いしました。それまで建築設計のアイデアをすり合わせていく中で自分の中のモヤモヤを言語化してきちんと形にしていただいていた期間が長かったので、その関係性もお願いしたいと思えた事に繋がったと思います。


自然な流れで思考整理がスタートしていったんですね?

裕士さん──
そうですね。最初はどのような店舗にしたいかを考えるのと同時に、売上をたてるための何かを探していました。結果が出てよく理解したのですが、会社の芯を深め軸ができることによって売上は大きくなることを実感しました。その思考整理がなければ売上もあがっていないと思いますし、今でもずっと宙ぶらりんの状態だったと思います。

軸となる部分とはどのような形で深まっていったのでしょうか?

裕士さん──
思考整理の中で「家族」というキーワードがでてきたんですね。さらにそれを具体的にしていくのに半年ほどかかったと思います。それを突き詰めていくことで『長沼精肉店はこれだ!』という一本の太い軸ができ、 「やること」 と 「やらないこと」 の判断がものすごく早くなったと思います。

家族団欒のスイッチでありたい

「家族」というキーワードについてもう少し詳しく教えてください

裕士さん──
今の家族ってそれぞれが離れ離れになっている事が多いと感じています。その中でも更に家族で一緒にご飯を食べる機会が減っているなと。『お肉』ってご馳走じゃないですか。「今日ステーキだよ」ってなったら家族みんなで食事をするきっかけになる。なので長沼精肉店はお肉を通じて家族が集まる「スイッチ」を押せたらいいなと思いました。これも思考整理があったから導き出せたんだと思います。

突破口は「ギフト」だった

思考整理サポートをした後、オンライン販売に何か影響や変化はありましたか?

愛さん──
はい、あります。思考整理をする前はなるべく多くの人に販売したいという思いが強かったため、とりあえずたくさんの商品をあれやこれやと販売していました。でもあまり反応は良くなくて。思考整理をしたあとは「家族」 というワードから考えて 「ギフト」 一本に商品のラインナップを絞り、そこから突破口が見えてきて売上に繋げる事ができました。


長沼精肉店が軌道に乗ってきたタイミングで新規事業も始められたんですよね?

愛さん──
そうなんです。今井さんのお客様の愛犬家の方とお会いした時に会話の中で「わんちゃんのご飯があるといいな」というお話しが出ていた事や、実際悲しい事にお肉屋さんってロスが沢山あってそこに対して常に何かできないかなと思っていた事、また丁度その頃私の実家で飼っていたわんちゃんが老衰で亡くなったなど色々なタイミングが重なって、わんちゃんの健康やご飯について考えるきっかけになりました。長沼精肉店のお肉がとっても美味しい事はわかっていたので、人が食べない部分やロスの部分を使ってわんちゃん用の健康にも良い美味しいお肉で手作りで作ってあげたいと思った事からTesoroを始める事を決意しました。わんちゃんも「家族」の一員として大切に考えたいという思いが込められています。

なるほど。それで現在はお肉屋さんとペットフード事業の2つの事業をされているんですね。その後も引き続き思考整理サポートを受け続けていると思いますが、今はどのような内容のサポートを受けているのでしょうか?

裕士さん──
途中途中で原点の振り返りといいますか、軸とブレていないかの確認をしていただいたりしています。あとは事業展開をしていく中で具体的なゴールを決めていったりなどお尻を叩かれています笑

ロゴやパッケージなど形あるものから形ないものまで様々なものに対してアドバイスやサポートがしていただけるのはすごく嬉しいですね。

思考整理サポートを受けての個人的な変化、会社の変化などありましたら教えてください。

裕士さん──
個人的には以前は仕事が忙しく家族との時間を蔑ろにしていたと思います。仕事を理由に家族と向き合えていなかったことに気づき、自分自身の家族の幸せも含めて未来を考えるようになりました。

『幸せ』と『成功』をセットで考える

思考整理サポートでは事業の成功だけでなく自身の幸せも通して思考整理してくれたんですね?

裕士さん──
はい。最近のテーマは10年後に何をしていたいか?を個人と会社で分けて話したりしています。成功だけではなく、 「幸せ」 と 「成功」 のセットで突き詰めていけることが何よりもいいところだと感じています。

思考整理サポートの具体的な頻度や時間などを教えていただけますか?

裕士さん──
初回は結果を早く出したいこともあり頻繁にお話をお聞きしてもらったりしたのですが、いまは月に1回1時間くらいのお時間をいただいております。

思考整理サポートを受けて特に印象的なことがありましたら教えてください。

裕士さん──
考えたことがすぐに決められることに驚きを得ました。受ける前は思考があちこちに飛んでしまっていて優柔不断だったのですが、今はそれがなくなり、意思決定のスピードが上がりブレがなくなったと感じます。意思決定が決まる瞬間の喜びが増えましたね。PDCAサイクルが高速に回り、失敗しても次の行動に移すスピードは以前と比べて違うと思います。本当に受けて良かったと思います。

また採用に関しても今はハッキリとした判断基準があるので、お店に合った人を雇えていることも大きいですし、妻とも共通言語がある中で話し合いができる様になった事はとても良いなと思います。

思考整理サポートでは具体的なアドバイスをもらう事もあるのですか

裕士さん──
具体的なアドバイスもありますが、基本は自分の中にあるものを整理してくださり、点と点でバラバラになっているものを繋げていくイメージが大きいと思います。自分の中にある答えを導き出してくれるといった感じですかね。

愛さん──
夫婦で経営をしていると、それぞれのやりたい事が浮かんできた時に、それが個人的にやりたい事なのか会社としてやるべき事なのかを整理する必要があって。ついついやりたい事を只々やりたくなって「理念」を忘れかけてしまうんですよね。そんな時に今井さんに整理してもらい軸がぶれない様に助けていただいています。

思考整理サポートを必要としている経営者の方は沢山いらっしゃいそうなのですが、長沼さんの思う思考整理サポートが向いていない人ってどんな人だと思いますか?

裕士さん──
そうですね。「教えてください!」とか、「どうしたらいいですか?」と聞いてくる人、相手に答えを求めてくる人は少し向いてないかもしれません。

なるほど。主体的で行動的な方の方が思考整理サポートは相性がよいかもしれませんね。それでは最後にいろんなC株式会社がこれから目指している未来を教えていただけますか?

長沼さん──
海外にも挑戦をしたいです。夢はニューヨークに出店してみたいと思っています。そこを最終のゴールとして見据えつつ、まずは東南アジアに出店したいです。

海外展開すごく楽しみですね。今後も長沼精肉店、Tesoro(テソロ)の活躍をすごく楽しみにしております。ありがとうございました。

長沼夫妻──
ありがとうございました。

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