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球場跡地巡り②〜大阪スタヂアム〜

今日訪れたのは南海ホークスの本拠地として知られた、大阪スタヂアムの跡地。

現在は、「なんばパークス」という複合型商業施設へと姿を変えている。定期との兼ね合いもあり、地下鉄のなんば駅から歩いて向かった。

まずは2階のキャニオンストリートに設置されているメモリアルプレートへ。案内板が設置されていたので、すぐに見つけることができた。かつての球場と同じ位置に原寸大のピッチャープレートとホームベースが埋め込まれており、バッテリー間の距離も忠実に再現されていた。

ホームベース

ピッチャープレート

ともに1950-1998、大阪球場の文字と緑色のチームロゴが刻まれている。事前に調べた時に出てきた写真では、文字は金色となっていたが、現在はかなり色褪せてしまいその面影はなかった。

次は、9階へにある南海ホークスメモリアルギャラリーへ。9階は、緑豊かな空中庭園となっており、その片隅にひっそりとメモリアルギャラリーは設置されている。ギャラリーと書かれているものの、実際はエレベーター横、ガラス貼りのフリースペースに展示されているといったところだ。

入り口の横には大阪スタヂアムの歴史を辿った説明板が設置されている。

内部には、日本シリーズ優勝ペナントや日本シリーズ優勝トロフィーなど、黄金時代の戦利品がたくさん飾られている。

チームに対しての知識がない私でも、一目で、このチーム強かったんだなぁと分かった。

中央には、活躍した選手の写真説明やチームの歴史がまとめられた緑色の説明板。

中央のテレビ画面では、当時の映像が流されていた。(真ん中だけライトが消えていた)

1人ずつ紹介を読んでいった。投手、打者、野手と3つに分けて素晴らしい成績を残した選手たちの記録が刻まれていた。

ギャラリーの入り口前の植え込みには、門田博光選手、岡本伊三美選手、広瀬叔功選手の代表的な3選手の手形が飾られていた。


一通り見終えて、空中庭園をぐるっと一周してみた。すると野球選手だけに限らず、大阪スタヂアムに関係する様々な著名人の手形が飾られていた。

今回の課題で、一番驚いたのは、こんな大阪の街のど真ん中に球場があった事実。想像することしかできないが、きっと沢山の人が訪れていたのだろう。

課題に取り組む際、色々調べてみると「パ・リーグの結成された1950年から1966年まで、17年連続2位以上、優勝9回と鶴岡一人監督の元で黄金時代を築いた」という記述が。ここから分かるように、とんでもなく強いチームだったのだろう。

私は当時を全く知らないので、もし知ってる人がいれば、是非いろいろなエピソードを聞かせてください🙇‍♀️