会社に人生を預けるな

『会社に人生を預けるな』 勝間和代


要約:

◉日本の生産性低下の最大の原因は 終身雇用制度

◉21世紀はインターネットとグローバリゼーションによってほとんどのビジネスが終身雇用制度のモデルとなるような 40年も持たない

◉産業発展とIT化によって誰でもすぐ戦力となるため、本来人材育成期間はかなり短期で済むし、会社にとって本当に長期的に必要な人材はごく一部のはず

◉なのに日本の会社にとって解雇はハードルが高すぎてなかなか正社員をクビにできない

⇒社員がなかなかやめないため長時間労働や低賃金が増え、本来 働きたい人が働けない状況になり、非正規雇用が増える

⇒特に若者は実績があっても給料は管理職に比べてかなり安い

◉一度 正社員をやめると再び 正社員として転職するのは困難

⇒どんなに優秀な人材がいても 環境が悪ければ 本来 別な場所に移れるはずが移れないため 生産性が低下する

◉特に女性は再就職が難しく 元の職場に正規で復帰しても長時間労働のため結局 やめてしまう場合が多い

◉終身雇用制度によってワークライフバランスは崩れている

★終身雇用制度 を見直し、必ずしも 解雇が悪ではなく雇用の流動性を高めるために必須であることを 経営者が理解する必要がある

⇒必要な人材が必要とされる場所で働ける環境づくり

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