エンジンコントロールユニットECUへのインプットで ・エンジン水温センサECT ・吸気エア温度IAT
超診塾Super Diag Lessonです。
超診塾Super Diag Lesson ver1.1.2のエンジンコントロール2でお届けした内容をより詳しく解説していきます。
ここでは、エンジンコントロールユニットECUへのインプットで
・エンジン水温センサECT
・吸気エア温度IAT
について解説していきます。
2本配線のセンサ多くは、ECUから送られる5Vバイアス信号を受信し、共通のセンサアースを持っています。
エンジン水温(ECT)センサ
温度センサは、サーミスタで、温度変化に伴って抵抗値を変更するレジスタです。
以下にリストされた温度センサの全ては、負の温度係数(NTC)サーミスタです。
これは、温度と反比例して変化する抵抗であること意味します。
センサは、冷間時には高い抵抗値を持ち、温暖時には低い抵抗値を持ちます。
ECUは、各センサに固定されたレジスタを通じて5Vを送り、サーミスタを通じてセンサアースに低下する電圧を測定します。
センサが冷えているときには抵抗値が高く、電源供給側に検出された電圧は、高いままであり続けます。
温度が上昇すると、センサの抵抗は下がり、信号電圧も低く引き下げられます。
エンジン水温(ECT)センサは、インジェクタのパルス幅を修正し、クーリングファンのオペレーションをコントロールします。
パルス幅に与える最大の影響は、エンジン冷間時クランキングの追加の燃料供給です。
ECTだけに限定された権限として、算出されたパルス幅を拡大する権限があります。
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