O2センサ とオープン・ループ・オペレーションとクローズド・ループ・オペレーション

超診塾Super Diag Lesson です.

今回は、超診塾Super Diag Lesson ver1.1.2のエンジンコントロール2でお届けした内容をより詳しく解説しています。

ここでは、エンジンコントロールユニットECUへのインプット
・O2センサ
・オープン・ループ・オペレーション
・クローズド・ループ・オペレーション
について解説していきます。

O2センサ

ヒーテッドO2センサは、排気流に含まれる酸素を測定するために排気システムに取付けられている4本配線の酸化ジルコニウム製センサです。
O2センサは、熱くなると、通常0.0～1.0V間の電圧信号を発生するガルバニックバッテリになります。
これは、一般的な搭載車両で見られる信号電圧の範囲です。
なかには搭載車両において、スキャンツールまたは電圧計を使いながらO2センサ信号をモニタしたとき、2.5～3.5Vが観測できる車両もあります。
ECUは、O2センサから送られる酸素含有に関する情報から、空燃費を推測します。
そして、ECUは、最適な、空燃費、適切なエンジンオペレーションとエミッションのコントロールを達成するために、インジェクタのパルス幅を調整します。

O2センサの位置と名称

①　キャタライザー　②　Ｂ2Ｓ2　③　Ｂ1Ｓ2　④　Ｂ1Ｓ1
⑤　排気管　⑥　１番シリンダー　⑦　エンジン　⑧　Ｂ2Ｓ1