全然季節感のないタイトルですね。
しかし蚊って気持ち悪くないですか。
あんまり否定的なことに対して共感を求めるのは好きじゃないんやけど、蚊、キモいよね?
蚊好きな人とかまあおらんと思うので言いますが、蚊、気持ち悪い。

そもそもバレんように痛みを麻痺される唾液を出しながら血管に針を刺して血を吸うという行為自体がもう気色悪すぎますね。蚊に刺されたあとは、もはや痒みよりも蚊に対する苛立ちの方が上回ってきます。
しかも夏の夜、暑苦しいながらもなんとか眠りについたという頃、耳元でプーンって不快な音をたてて飛び回りやがるんですよあいつら。殺意で目覚めて蚊を探しても、もう遠くに逃げられています。しぶしぶもう一度床に着いてうつらうつらしていると、またあいつの羽音が聞こえてくるんですよ。くそが。本当に腹立たしい。
一回ヘッドフォンつけたまま寝てたのにあの不快な音が聞こえて来て、気が狂いそうになったことがあります。幻聴やったんかもしれんけどさ、幻聴が聞こえるくらいあの羽音が嫌いです私。  

ちなみにヒトの血を吸う蚊って卵を産む前のメスだけらしいです。栄養を蓄えるために人間の血を吸ってるらしいです。腹パンパンに。
腹がパンパンになった蚊はスピードも落ちてノロノロ飛び回ります。潰しやすい。パン。潰す。パンパンの腹に貯めてた血が出ます。



ツイッターにあがってるリスカとかの画像をみると、やっぱり血って見てて痛そうやなと思いますね。今まで自分が経験してきた血が出るくらいの傷っていうのは痛みを伴ってきたから、血を見るとその痛みを思い出すんですかね。とにかく「血=痛い」というイメージはとっくの昔に私たちの脳にインプットされていて、血を見ると痛そうやなと思ってしまう。
脊柱動物には血管があるので傷をつけると血が出ます。それもあってか分かりませんが、どんなに小さい生き物でも傷をつけるのは躊躇われる、というか傷つけたくない。ましてや殺すなんて絶対に出来ん。痛そうやしかわいそうやもん。
 ( 屠殺場の方々、解体してくれる方々、魚を捌いてくれる方々、ありがとう。あなたたちのおかげで私はご飯を食べることができます。)

そういう点では、血が出ない昆虫を殺したりすることは抵抗が少ないのかもしれないですね。
虫の足を一本ずつむしり取る小学生…
虫に痛みが存在するとは思えんものな。
きっとあの小学生にとって、虫なんてプラスチックのおもちゃとなんら変わりないんでしょうね。

私の掌の上で潰れて血まみれになった蚊を眺めながらふと、こいつは血を出すことで痛みを訴えてきているのかな?という考えが浮かんだ。こいつは「血が出るくらい痛いんだよ〜。そんなに簡単に殺さないでよ〜。」と私に、人類に伝えようとしているのか?





……いやキモいキモい。キモすぎ。

蚊、キモいわ。

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