見出し画像

自由な女神の話

6/14、僕が大好きだった人が新たなる一歩を踏み出した。
Juice=Juice3代目リーダー植村あかり
圧倒的なビジュアルと常にこちらの予想を超えてくる自由さで全てに愛をばら撒く、自由な女神だ。
早口で語れば、全人類からドン引きされそうな思いの丈を綴りたいと思う。

もともとはじめは同じJuice=Juiceの初代リーダーだった宮崎由加に一目惚れしてJuice=Juiceにハマったのだが、知らぬ間に植村あかりが気になり、気づけばJuice=Juiceの中では宮崎・植村のW推し体制になっていた、それまでハロプロは在宅だったが、実際に生で見たくなり、ライブツアーが近くに来たときに行ってみた。ハロコンは行ったことはあったが、単独は初めて、そこで輝くメンバーの姿とJuice=Juice現場の楽しさを知った。気づけばハロヲタの友達も何人かできたり、浅いオタクではあったが相当楽しかった。その中であーりーのパフォーマンス、どこか抜けてそうでしっかりしてそうで抜けてる自由な部分をより好きになっていった。当時アンジュルムで推しだった室田瑞希とのコンビむろあーりーもめちゃくちゃ好きだった。
宮崎由加がJuice=Juiceを卒業したものの、あーりーがいたので安心してJuiceオタクを続けられた。

だがここで少し転機があった。
自分が社会人1年目になったタイミングとコロナが重なりハロプロ現場、ひいてはハロプロと距離ができたタイミングがあった。ちょこっとMVなどを見る機会はあったが、社会人1年目のときの自分は心底病んでいて、ハロプロに限らず趣味を楽しめない域にきていた。
そんな状態そのものは1年半くらいで終わったのだがコロナのせいで現場も少なく、ハロプロとの距離は戻せずにいた。そんな折、仕事で少ししんどいことがあったときに、まなかん推しの知り合いがまなかん卒コンで武道館に行くと聞いて、まなかんも卒業か〜と思ってまなかん卒コンのライブビューイングを観に行くことにした。正直最初は微妙だった。ハロプロと離れていた僕は3flowerは顔と名前が一致してなかったし、れいれいがJuiceにいることさえ少し違和感を感じていた。そんな中でリーダーとしてしっかりとしたあーりーを見て、「あの自由な女神様もリーダーとしてしっかりやってんな〜最後のオリメンだもんな〜」なんて思っていた。だが最後の挨拶でまなかんに「卒業おめでとう」と言わなきゃいけないところを間違えて「お誕生日おめでとう」と言ってしまった瞬間に今までリーダーとしてしっかりしていたあーりーが僕の知ってる自由な女神様にもどって、あーりーらしい挨拶をしてくれた。そこには僕が大好きだったあーりーがいて、昔から変わらないものがしっかりあって、なんとなく「ハロヲタに戻っていいよ」と言われた気がした。そこからハロヲタに戻った僕は少しずつあーりーがリーダーを務める今のJuice=Juiceを知った。グループの核としてその力強さをいかん無く発揮するれいるる、圧倒的な成長を遂げたゆめりあい、若いながらも魅力たっぷりの3flowerにさくりんご、そんな最強のメンバーを宮崎由加のように優しく包み込むわけでもなく、金澤朋子のように力強く引っ張るわけでもなく、全員を放し飼いのワンちゃんのように自由に、それでいて、全員があーりーの魅力に自然と集まってくるような新しいJuice=Juiceを再び好きになった。少しずつ現場にも復帰した。土日休みの取りづらい仕事だが地元に来てくれるときくらいはと休みを取ってできるだけ現場に行った。卒業が近づくと全然浅いヲタクではあったが、より頑張って現場に行った。死ぬほど楽しかった。
Juice=Juicefamilyの知り合いも増えて、飲み会とかにも誘ってもらい、とても楽しかった。
そして迎えた卒業公演。初めて武道館まで足を運んだ。席は微妙だったが、その圧倒的な空気感を生で浴びれたし、その盛り上がりの一助になれるよう腹から声を出した。たぶんハロプロ現場行った中で一番叫んだと思う。リア友に見せたらドン引きされそうなくらい叫んだ。ヲタクがライブでアイドルの助けになれるのは金と声を出すことだけだ。金には限界があるが声は自分の持てるものを全て吐き出せる。あーりーに届いたかはわからないが、ほんの少しくらいはライブの盛り上がりに貢献できたんじゃないかと思っている。終わったあとは卒業が信じられないくらいカラッといいライブだったくらいにしか思っていなかったが、寝て起きたらあーりーへの思いが爆発して涙が出てた。

最初から最後の最後まで自由な女神でいてくれたあーりー。まんまと2度もJuice沼にハメられた。これからきっとるるちゃんが作るまた最強のJuice=Juiceができることはなんとなくわかっていてあーりーはオリメン時代から新時代への橋渡し的なポジションであることを思っていたが卒業公演であーりーはそのポジションをJuice=Juiceの中心であり、Juice=Juiceの「=」であると表現してくれた。決してあーりーリーダー期は繋ぎや過渡期ではないということをはっきりと言ってくれた。こういうところでしっかりとファンにいいこと伝えてくれるからズルい。

正直未だにどこか卒業した実感はなく、次の公演に出てきて「Juice=Juice行くよ!」と煽ってくれるような気すらしている。
どうやら芸能活動は続けるらしいので、あーりーらしく、自由に、たまには僕らを喜ばせてくれるような活動をしてくれると嬉しい。

そんな自由な女神様のキラキラの明日からを応援していく。これまでホントにあーりーがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?