秋の読み物2 キラキラよりも自分の矜持

今回もダブルダッチネタというか…ダブルダッチ以外にも通ずるところだと思うので、是非、繋がりのある社会人の皆さんにも。

先日、ダブルダッチのDelight Japanが開催され、今年度の日本代表チームが選出されました。Holiday Classicに進出された皆さん、おめでとうございます!!

さて、こういった大きな大会の後には、そりゃもう、キラキラ優勝した姿、トロフィー抱えてるチーム写真、盾と共に世界大会への抱負、その他、悔しいけどやり抜いてめちゃくちゃ輝いてるカッコ良い写真、そして、深みのある投稿や肯定感に溢れたテキストがSNSに流れてきます。ちなみに、僕も自分の考えにおいて、その時々で近いことをしていますし、これらに否定的ではありません。てか、自由に発信することが前提のツールだし。

踏まえてですね、これからの人や同期の皆さん…決して、そういう記事や投稿を見て、自分やこれまでの頑張りを否定しないで欲しい。全力で頑張ったなら、必ずその1人1人に成長や今後に生きる素養が身についているものです。周りを見れば、めちゃくちゃ深く語れる人や、感謝や信頼できる人がいたりします。それは、きれいごとではなく、確実に人生最大の財産です。

また、これからも頑張る現役の皆さん、今の自分の状況を悲観しないでください。どれだけ輝いて見えても、他サークルの連中が遠い存在に見えてしまっても、1年前から順風満帆なチームはありません。同じように何も見えてないところからスタートです。現時点では条件は同じです。

先述のように、自分も大会の結果やそこまでの経緯をアップするタイプで、せっかく頑張っていろんな人に知って欲しい事がある場合は、どんどんアップすれば良いと思っています。しかし、受け手にリテラシーが必要です。

なぜこんな記事を書いてみたかというと、最近、いわゆる一般的な仕事などに従事している若い人達が、同世代や年下で何かの機会に恵まれたり、行動力が大きかったりで、海外に飛び回り、若くして大金を得て大きな買い物をしたりなどの投稿を見て、虚無感に駆られ、仕事をやめたり、自己否定をするケースが少なからずあるということを聞きました。

いやそりゃ、ちょっと待ってくれと思う私です。

自分の幸せ、これについては、他者の物差しではなく、自分で決めた方がよくねーかと!

僕らはいずれどこかのタイミングで命を落とします。この儚い事実の元、一生懸命に考え努力したことで得た学び、何でも語れる仲間を得たこと、はたまた、頑張ることができる自分を知れたこと、これらは極めて尊いと言えるし、自分の人生を豊かにしてくれる。

考え方一つ、物の見方ひとつで、とある事柄に関して用意された価値観に自分がコミットしてなくても、大局的に捉えれば、また次の自分をどうしよう、どうしていこうと考えて生きることに繋がっていれば、努力した経験というのは必ず自分の人生に寄与されませんかね。

さらに、何かに歯が立たなかった経験や、得たいものを得れなかった経験は、一時的にはしんどいけど、それがなければなし得ない未来は作れる。歩みを止めてしまえばそこで一つの失敗がクローズされますが、そこで得たことを生かして進もうとする限り、その経験はプラスに転じます。

今年結果が出なかった3年生はまだもう1年チャンスはある。自分の人生の中での多要素を踏まえ、もし頑張るなら来年熱すぎる姿を見せてほしい。来年の3年生は今から今年の夏のテンションと努力を発揮し、誰よりも考え努力して熱い姿を見せてほしい。来年の2年生全員にもチャンスはあります。今からです。今からこれでもかってトライエラーして、周りをびっくりさせて欲しいなと思います。

けれど、これらもただ一つの価値観でしかありません。各自がどうありたいか、そして、何を大切にしてダブルダッチをするのか。好きな気持ちひとつを誰よりも大切にするでも良いし、世界一楽しんでやる!でも良いし、勝利を目指すなら、思考を深めまくっても良い。

これからの文化を担う全てのみなさんに敬意を持って、僕も自分の立場を全うしたいと思います!

秋の読み物パート2でした!

ヨウ

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