Twitterによくいる嫌いなタイプの人たちとグラント博士の言葉

こんばんは、Ryoです。今日はすこし踏み入った内容で書いていきたいと思います。いろいろと感情的になって書いてしまったので前置きが長くなってしまっていますが、本当に書きたかったことは最期の最期にあるのでぜひ最後まで読んでほしいです。


自分はTwitterやFacebookにあまり書き込みをする方ではないと思っています。むしろ、情報収集の場として活用していることのほうが多いです。たとえば、今回のコロナの情報に関しても、専門家(おそらく)の方がSNSでつぶやいていることのほうが自分的にしっくりくるし、テレビのニュースをみていて下手なコメンテーターの話を聞いているよりも全然有意義な時間だなと思うことが多いです。また、メディアの情報で不自然や不確かなことがあったときも同じような感情をいだいている人ってやっぱり多数いて、その人達のなかに正しい解答を持っている人が共有してくれたりすることもあります。

こういう人のつぶやきを見ていると今まで自分が知らなかった情報も手に入るし、それを自分なりに調べて新しい知識として身につけられるのはとても楽しいので、SNSで情報収集はぜんぜんありだと個人的には思っています。

その一方で、浅はかだなぁと思わざるを得ない人たちに出会うこともあります。それは、誰かが出来事の報告や意見の主張をしているツイートに対して必ず過剰に反応・反論してくるような人のことです。また、それらの反論にさらに横から反論してくるような輩もいます。ときにはいろんな考えの人もいるんだなぁと純粋に娯楽の一つとして楽しむときもあるんですが、理解できないのは自分の考えを全く曲げずに「お前は間違ってる」と論破してこようとする人。


こういう考えをする人、自分が世界で一番キライなタイプです。


仮にそれまで仲の良い友だちだったとしてもこういう考え方をもっている人だとわかった瞬間に自分と彼との間にぶっとい心の壁が築かれます。もちろん、感情的になったり酔っ払ったりしてそういう発言をしてしまうこともあるというのは承知しているので、数回そういうことがあったくらいじゃそんな嫌悪感を抱いたりはしませんが、それが日常的に続いたりするとまず間違いなく距離を起きますね。

Twitterを見てるとこういう人って結構いると思います。特に倫理とか道徳の問題のように、立場や捉え方によって複数の解答があって、正しいのがこれだと言い切るのが難しいような話題のとき。

たいていこういう人の論理って論点がずれていたりするので、いくら強く議論していてもとても安っぽく聞こえてしまうし、そもそも言っていることの意味がわからなかったりする。仮に筋が通っていたとしても、自分は心の中でこう思っている。


いろいろ言っているけどそれって所詮あなたの意見ですよね?それを人に押し付けるのは間違ってるよ。。。


なんでこんな簡単なことを理解できないのか、とても不思議に思います。所詮ツイッターだから、そこに反応したほうが負けだよ、という声も聞こえてきそうですが、驚きなのがSNSだけじゃなくて、現実にもたくさんいるんですよ、こういう人たち。SNSなら百歩譲って相手の姿が見えないからいつも以上に攻撃的になってしまう、というのはわかります。でも現実では相手の姿が見えてるんだから相手を尊重するくらい簡単でしょう?なんの根拠があってあなたの意見は正しくて私の意見は間違ってるって言い切れるの?って話になるわけです。お前は神にでもなったつもりなのか。




ふぅ。。。熱くなってしまいました。。。きっとさっき入ったサウナのせいですね。ちゃんとサウナ入ったあとには水風呂に入って体を冷ましましょう。ちなみに、個人的にサウナと水風呂に交互に入るのはとてもおすすめです。いうなれば血管のストレッチ。とてもデトックス効果が高い気がして、湯冷めもしない。ほどよい倦怠感と気持ちよさに包まれます。今度この話詳しく書こうかしら。



まあ本題に戻ると、先程の私の憤りの件も、おそらく悪気があってやっているわけではないんだと思います。(SNSの場合はその限りだとは思いませんが)

その人の中では正しい真実(だと思っていること)があって、相手が間違った結論を導き出しているからそれを正してあげよう、と思って善意からやっている行為。だから純粋に悪いことだとは断言するのは難しいですが、こればっかりは好意的に捉えられないですね。。。

ただ、最近気づいたのが結構科学の知識に関しても同じようなことをやってる人がいるんですよね。ブログとかコラムとか。ただまあこっちの場合はSNSと違って、善意から正しい情報を伝えようとしているのはわかるので、ネガティブな感情が湧いてくることはないです。それでもやっぱり根拠や出典は示してほしいなーと思ってしまう。こう言ってるけど「え、それどこ情報!?」みたいなのってよく見ます。Youtubeとかでもそういう動画が増えてる気がする。(もちろん、引用もして論文などから正しい情報を載せてらっしゃる方々もたくさんいますが。)

こういう場合って上手くいえないけど傍から見たら結構正しそうに聞こえる・見えるから、仮に間違った情報だったとしても正しい情報だと誤認されて、それを信じた人が同じように知り合いにひろめて、その知り合いが同様に、という感じでねずみ算式に間違った情報が拡散してしまうのが一番怖いところだと思います。

そう考えると、だいぶ前にみたJurassic Park3でもDr. Grantがおっしゃっていた言葉で強烈に記憶に残っていた言葉を思い出しました。研究のためになると思って野生のベロキラプトルの卵を盗み出してしまった研究助手とDr. Alan Grantとの会話です。

 "Look, Dr. Grant. You've got to believe me. This was a stupid mistake, but I did it with the best intentions."
"Some of the worst things imaginable, have been done with the best intentions."

間違った知識をつたえることが"worst things imaginable"だとは思いませんが、分かりやすい悪意よりも善意からなる間違い、みたいな方がよっぽど恐ろしいことなのかもしれないですね。

ああ、うまく言葉にできないけど、伝われ、この思い。。。




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