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日本人英語7つの大罪 おわりに

注意:本稿は代筆者が後書きとしてまとめたものですので、一人称はスコット先生ではなく、日本人の代筆者になります。

これらのトレーニングを重ねれば、あなたの英語の発音はこれまでよりもずっと改善することでしょう。
最後になりましたが、スコット先生の発音矯正についてもう少しご説明させていただきます。有料のものだけではなく、無料のレベルチェックやテストなどもありますので、是非試してみて下さい。

発音レベルチェック

レベルチェック用に用意された英語の文章を音読し、その声を録音して送付することで、あなたの現在の発音のレベルをチェックする無料のサービスです。実際に人間が一つ一つ聞いて基準に従いチェックしています。
https://www.scottperryacademy.com/levelcheck

ペリー発音可能性テスト

人間にはどうしても個人差があります。あなたが英語の発音を習得するのが簡単か難しいかを調べるものです。ただ、これは難しいから出来ないという意味ではなく、自分が英語の発音を学ぶ際に、どこが難しい傾向があるのかどうかといったことを把握するためのものだと思って頂ければと思います。例えば、遺伝的にthの発音が難しい舌の特徴をもった人もいますが、それらの人もアメリカに生まれれば、普通に英語を話しています。普通の人よりもちょっとだけ苦手というだけの問題です。
https://www.classmarker.com/online-test/login/

Tongue Position System

スコット先生の発音指導では肉体的なトレーニングが重視されます。このマガジンでは4つの唇の形の基本形を紹介しましたが、この他に7種類の舌の位置の指導があります。発音記号と舌の形に関しては皆さんも色々なところで図を見たことがあると思うのですが、大抵の図は「舌の最高点の位置」がどこにあるかを説明しているため、話している本人からすると分かりにくいものです。しかし、スコット先生は「舌の先をどこに当てるのか」を中心に、舌の先端の位置を指導するので分かりやすいものとなります。

Scott Perry Tongue Position System

唇の形、舌の位置、呼吸の仕方を練習しますので、きちんと正しい形を覚えたら、正しい唇、舌、呼吸で間違えた音を出す方が難しいくらいです。スコットペリーの発音大学ではこのTongue Positionを使った説明もあります。スコット先生のビデオコースやグループ、プライベートのレッスンなどでも良く使われています。

オンラインビデオトレーニング

Scott Perry AcademyのWebsiteからオンラインで視聴できる発音トレーニングのコースです。スコットペリーの発音大学よりも分量も内容も豊富です。

ダウンロード販売教材

Listening Power
この教材の主な目的は、英語の聞き取り能力を改善することです。スコット先生が芸能人などから発音矯正の依頼を受けると、レッスンよりも先のこの教材の音声データを送り、できるだけ長時間聴いて英語に耳を慣らしておくように指示しています。音声の英語教材は、内容に集中せずに漫然と聞き流しているとあまり勉強の効果が出ない場合が多いと思います。この教材は、どうしても音に注意が向くように音声に色々な工夫がされています。それらはステレオでないと効果が発揮できないので、ヘッドホン等を使ってちゃんと左右の耳から聴いて下さい。


Native Speed
3番目の大罪で紹介した繋がった音に特化した教材です。
”What do you want to order?”が、実社会での会話では ”waduyawanaorderrr?”のように発音されるというような実例を豊富にそろえ、ゆっくりパーフェクトスタイルで言ったときの発音と、ネイティブが普段話す言い方とを聴き比べながら学習できるようになっています。もちろん、聴きながらネイティブスピードで喋るためのお手本としても利用できます。


スコットペリーの発音大学
元はDVDでしたが、ダウンロード版をご用意しました。本マガジンで紹介したような内容が動画と音声で説明された上に、スコット先生のセミナー動画等も入っています。セミナー動画ではこのマガジンで紹介した内容よりも、もう少し進んだ内容まで説明しています。オンラインビデオトレーニングをいきなり申し込むのが心配という方は、スコット先生の指導法がどういうものか確認するのに視聴されるのも宜しいかと思います。


The 100 HOLLY WOOD Idioms
映画や日常会話で頻出するイディオムをまとめた教材です。これは代筆者の個人的な経験の範囲の話ですが、日本人だと日本語がたどたどしい外国人相手には分かりにくいことわざや故事成語などを使わないように配慮する人が多く感じますが、アメリカ人は相手の英語がたどたどしくても、割と容赦なくスラングやイディオム全開で話してくる人が多いように感じます。自由と平等の国らしく思います。そういうのもあって、イディオム、スラングに慣れておくのはとても大切だと思いますので、お勧めできる教材です。

 

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