日本人女性が、イタリアで感染者搬送のボランティア

以下は医学博士 外岡立人氏のFacebookからご本人の許可を得ての転載です。

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 エッと思った。救急隊に混じって患者搬送のボランティアを、新型コロナ流行中の北部イタリアで続けている。

 人には色々な考え方や信念があるが、この女性の場合、僕の考えられる範囲の外に存在している。

 確かにクリミア戦争(だったけ)で、赤十字のナイチンゲールが戦場で兵士達の看護を行ったし、日本でも沖縄戦で女子中高生達が、兵士の看護に従事し、多くが命を失った歴史がある。
 
 う~ん、と考えながら我が身がいかにいい加減か振り返っている。

 途中までしかここに掲載してないが、ウエブで全文読めますから、読んで見てください。でも朝日の記者、良く取材したなぁ。

「死ぬ人はみな死んだ」緊迫のイタリア、奮闘する日本人  朝日デジタル

https://digital.asahi.com/articles/ASN3P1101N3LUHBI008.html?ref=hiru_mail_topix1

 新型コロナウイルスの感染拡大が続くイタリアで、フィレンツェに住む日本人が、入院中の重症者を別の病院に搬送するボランティアとして活動している。感染者が最も多い同国北部では人工呼吸器や医療従事者が不足しているが、医師らが一人でも多くの命を救おうと「静かな闘い」を続けているという。

 フィレンツェで医療通訳者の仕事をしている奥村千穂さん(48)は、半年間の講習を受けて試験に合格し、昨年5月からボランティアの搬送スタッフとして救急車に乗っている。ボランティア活動が盛んなイタリアでは、災害救助など様々な分野で専門技能を身につけたボランティアが、無償で働いている。

 奥村さんが、登録しているNPOから出動の連絡を受けたのは、今月15日。北部クレモナで入院している重症者を、別の州の病院に運ぶ任務だった。医師と看護師、ドライバーの計11人が3台の救急車に分乗して、クレモナに向かった。

 「この辺りでは、死ぬ人はもうみんな死んでしまった。今は逆に、外部からウイルスが持ち込まれるのが怖い」。現地の警察官の言葉に、スタッフの緊張感が高まった。クレモナは人口約7万2千人のうち約2千人が感染。感染が集中しているロンバルディア州の中でも、特に多い地域だ。

 以下ウエブで。

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