世界の状況 3/24

以下は医学博士 外岡立人氏のFacebookからご本人の許可を得ての転載です。

 イタリアの感染者と死者の増加は歯止めがかかってこない。
 感染者数が増え続けていることは、環境的要因からきているのだろうか。
 そろそろ増加率に歯止めがかかってきても良い頃だと思うが。死亡率も。このままだと国が破滅する。

 イランは千人レベルで感染者数が増えているようだ。死者数も多い。
   懸命の対策が効果を現しかかっているような気もする。
 
 スペインは国家的に緊急事態状態だ。感染者数もそうであるが、死者数の増加が顕著である。
  この国の感染者は比較的遅くから始まっているが。その後の感染拡大は急激に起こっている。
  いわゆる感染爆発が首都と他の町で起きているように思われる。死者数は中国、イタリアに次ぐ。

 ドイツとフランスの感染者数は2万台を越えてさらに増え続ける勢いだ。フランスは死者数も多い。
   ドイツは、当初からであるが死者数が感染者数に比較して少ないのが特徴だ。理由は不明であるが、
   医療体制の仕組みが他国と違うのだろうか?

 他の欧州各国も感染者数は増え続けているが、その中でもスイスが顕著だ。感染者数も多いが、死者数も増えてきている。
  もしかすると北イタリアからジュネーブに感染が広がっているのだろうか?

 米国は、ニューヨーク州で爆発的に感染者数が増え、そして死者数も非常に多くなっている。
  外出禁止令が出されているが、それが効果を出すのはいつ頃になるのか気になる。
  この状況では1ヶ月もしないうちに米国は、コロナで国内が相当疲弊しているかも知れない。

 日本はすこしづつであるが感染者数と、死者数が増えているが、欧州に比べると一桁は低いレベルである。
 いつ日本で感染爆発が起きるか、専門家達は戦々恐々としているが、国民自身の注意力と周りに気遣う心が日本人には備えられているから、何とか乗り切れるのではと考えている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?