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第4回Guest/TAKABUN

gmhell:今日のゲストはTAKABUNさ
んです。

TAKABUN:よろしくお願いします。

gmhell:DJ PLAYありがとうございました(この日は30分ずつでDJとトークの形式)鍋とビールまで用意してもらってしまって申し訳ないです。

DJを始めたきっかけは?

TAKABUN:そんな需要ないの聞いていく?(笑)

gmhell:詳しくは聞いた事なかったのでこの機会に是非。

TAKABUN:言われてみたらそうかもね、まず親にターンテーブル買ってもらったんだよ。

gmhell:何歳くらいの時ですか?

TAKABUN:17歳なんで20年も前に。

gmhell:それは何でターンテーブルを買ってもらったんですか?何かの影響からとかですか?

TAKABUN:そういうの恥ずかしいな、でもまぁその、それはあれですよ日本語ラップですよ。あとはやっぱりその頃一緒にいた友達の影響とかね。

gmhell:17歳で始めてから今まで1度も大きく休止した期間とかないんですか?

TAKABUN:休止はないけど、辞めたくなった時はあったよ、10年くらい前かな。それまではずっとアナログでDJしてたんだけど、レコードも高くなってきて月にレコード買う金額も比例して増えていっちゃって、それ以上ないなって自分で思ってた時期あったんだよね。

gmhell:確かに高くなってるのは聞きますもんね。

TAKABUN:でもその時にSeratoとかLaptopのDJの形が生まれてきてて、、、あ!そういえばこういう話ちょっと前にMu-Rさんにも言ったんだけど、その頃HipHopばかりやってたんだけどCASINさんがDrum'n bassに日本語ラップのアカペラ乗っけてミックスをやってて、それ聴いてやりたいなって思ってたんだけどCASINさんはアナログでそれをやるじゃん、でもさ俺とかはやってみたい反面アナログでそれやるの大変だなって思ってて、でもそのタイミングでデータで出来る環境出来てきてて割とすんなり移行できたかな。それで現在も継続して続けてやれてる。

今のDJスタイルが出来たのは?

gmhell:PCに移行してからジャンルの幅は変わりましたか?

TAKABUN:最初の頃はそれでもHipHopだったけど、そうこうしている内にSCOPEVOXでも上げてたけどTNGHTとかダンスミュージック寄りのTrapとかが出てきてそこに興味持ち始めて変わってきたかな。多分7、8年くらい前と認識しているんだけどね。
そこでオンジが当時のCRUNCH CLUBの面子を召集して、、

6969:ん?そのオンジって言うのは誰ですか?

TAKABUN:(笑)、、、今のシャフトの店長だね。
まぁそこで聴く音楽も少し幅広くなっていったね。今でもできるだけ色々聴くようにしているよ。

長いキャリアの中で仙台は変わった?

TAKABUN:そうねぇ、あまりにも時間軸が長いから端折って言うと、今って仙台のCLUBにオープン前に人並ぶ?

gmhell:ほぼほぼないですね。

TAKABUN:昔って並んでたんだよねゲストイベントの時とかは。

gmhell:そういう時ってお客さんは踊るんですか?ゲスト以外の所謂ローカルDJ的な人の時。

TAKABUN:いやゲストの出番までは1番前にいてあんまり踊ってはないかな。だから何となくだけど今と昔ではそんなに変わらないっていう見方もあるかな、本当少し前まではネットで見れるしとかで現場に若い人達がいないって状況だったのが、90年代とかまで遡ると洋服だってレコードだって街に来ないと買えない、何なら情報だって服屋やレコ屋に来ないと得られないっていうのがあったから若い人達の熱量が凄かった。比べるのも変だけど少し前は本当若い人どこにいるんだ?っていう感じはあったよね。
でも、本当ここ最近になってきてシャフトだとVaVaとかMall Boyzの時とかは、単純に凄いなって思った、若い人いっぱいいるじゃんって。Squallとかも人入ってるみたいだしね、なんか本当少し前くらいだと現場に来ないイメージがあってね。

gmhell:そういうの踏まえてこうなっていったら仙台面白くなるんじゃない?ってありますか?

TAKABUN:あーそれね、なんだろうね。みんな仲良くなったら良いと思います、しがらみ云々あるとは思うけど(笑)
あ、でもこれはしばらく前に6969から言われて思ったんだけど、DADLEMON達がやってた盛岡のHEZとかさ、そこにAQUADABだったり、DubbyMapleだったりMAHBIEがいてって圧倒的にタレントが多い。もちろん仙台にもいるんだけどそういう界隈で発信力があるタレントがいないっていうのはあるのかな。それは俺自身もそうなれなかったのもあるんだけど、これから若い人達でもいいし既にいる人でもいいけど増えたら当たり前だけど面白くなるなぁってのは思うね。そういう可能性ある人はいるし。

gmhell:確かにそれは面白くなる事しか想像できないですね。

最近気になってるアーティスト

gmhell:色々聴いてるとは思うんですけど、ここ最近良かったアーティストとかいたら教えてください。

TAKABUN:最近ふと聴いて良かったMIXだとDeMarcolabから発表されてた1-DRINKさんのMIXかなぁ、凄い面白い。HipHopだとみんな好きだと思うけどスカスカなね、YamieZimmer。海外だとRonny J、ラッパーだとDenzel Curryとか今言ったのはオールタイムフェイバリットなね。最近は更新早いしね。
少し話は違うけどTokyo Vitaminはもう1回仙台でやりたいね。

gmhell:是非CRUNCH CLUBで!!

6969:CRUNCH CLUBってさっき出たオンジさんって方の?

TAKABUN:(笑)いいよそれは。あと最後にこの前少し嬉しいことあってさEDGE HOUSEでHABNERO POSSEがまた2人でDJしてて、仙台だとGunheadさんは来てくれてるのもあるしまたHABNERO POSSEでもやりたいね、是非!

【最後にTAKABUNが選ぶ90'sの日本語ラップベスト3を教えて頂いたのでこちらチェックしてみてください。】

思い入れの多い時代なので選びきれず、LBネーションの人達でまとめました。
もちろんブッダやキングギドラ、シャカゾンビとかも大好きですが、当日LBの人達はお洒落で良い意味でぽくない所も好きでした。

1.スチャダラパー/B-BOYブンガク

中3の時聞いたコレが入ってる5th WHEEL 2 the COACHを友達が持って来て聞いたのが初めての日本語ラップです。
ラップ以上にSP1200のドラムにワンループの上物が衝撃でした。

2.脱線3/スペースホルスタイン

スチャダラを聴いてると自ずとたどり着くグループ。
これもアルバム単位で最高で高校ときずっと聴いてました。
最高ワンループ。

3.四街道ネイチャー/惨事

後のForce of nature。
ビートも最高ですが2人のラップも好きでした。

TAKABUN

HIPHOPを中心に現在進行形で生まれ続けている数々のジャンルの垣根を無くし、その日のフロアに投下する雑食型。
今までに様々なシーンにおいて県内外を問わず各主要アーティストとの共演を果たしており、その経験から年齢、シーンに捉われず多くのフォロワーを獲得している。
ワイドレンジかつどっしりとしたサウンドを持ちながら鋭角-斜め上から刺さる感覚を武器に深化中。

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