スコップのおしゃべり日記 〜えんとつ町のプペル大阪〜 ブルーノとスコップの秘密会議!?〜 【day4】
はいー、皆さんこんばんはー
もうあのね、12時過ぎちゃったんで、昨日の話になっちゃいますけど
スコップのおしゃべり日記えんとつ町、、
なんだっけ
えんとつ町のプペル大阪のおしゃべりをしたいなと思っております。
若干今ちょっとね、頭が酔っ払ってるんで、すいませんね、口が・・・すいませんね。
で、最後にチャットの方ね、バーっと読ませていただいて、なんか質問があったら答えていきたいなと思っているので、よかったら質問があればそちらに書いてください。
また、この番組はですね、ネタバレが非常に多くなってますので、公演見るまでは知りたくないよーっていう人は音声を消してみていただけたらと思います。
まあね、YouTubeのほうで全編公開されておりますので、それを前提に、いろいろお話していきたいなと思っております。
今日は、っていうか昨日ですけどね、とにかく収穫の多い一日でした。
僕もいろいろチャレンジさせていただいて、スタッフさんというかね、演出サイドきっとお困りだろうと思っておりますけど、いかんせんね、カタツムリのようにね、少しずつじゃないと自分の中に入ってこないタイプで、小手先でやってもね、あまりいいものができるタイプではないので、ご迷惑をおかけしているのも分かりつつ、ちょっと自分のペースをね、大事にしてやっております。
そうそう、今日の稽古は、昨日ね、昨日の稽古は歌入りの読み合せをやる予定だったんですけど、急遽変更になって、もう一回、歌も全部セリフでやるという稽古になりました。
結果的にすごくよかったんじゃないかなって思っております。
やっぱりどうしても音楽の力がえんとつ町のプペル強いので、なんとなく誤魔けちゃうんですよね。音楽鳴ってるとなんか出来た感じになっちゃうんですけども、やっぱりもっと深い深いところに深い感動っていうのがね、あるなって思うので、その言葉ひとつひとつに西野さんの思いが込められているなって思うので、そういった意味でもまずは音楽の力にまだ頼らずに、セリフというか脚本っていうものに向き合うっていうようなね、そんな稽古をしておりました。
いよいよ明日から歌入りの稽古になるそうです。なったらいいなっていう感じですけどね。ま、なるでしょうね。明日は。
で、今日はね、今日っていうか昨日ね、午前中に、稽古前にですね、ちょっとあの、ブルーノの近藤マッチをね、ちょっと呼び出してっていうとあれですけど、少し僕は台本のことで相談してたいっていうか、試したいことがあるので、もしよかったらちょっと時間作ってもらえないかなーって前日の夜にLINEしてたら、もちろんよろこんで!って言ってくれて、それでまあ稽古前に1時間とか1時間半ぐらいかな、別に秘密会議ってわけでもないんですけど、一応そういう体になっていますけど、二人でランチしました。
で、またね、それがね、すごくね、いい話ができましてね。で、どんな話をしていたのかっていうと、こっからちょっとネタバレになっちゃうので聞きたくない人は耳を塞ぐか音声を消すかして画だけ楽しんでいただけたらと思いますけども。
ブルーノが、お父さんですね、ルビッチのお父さんブルーノがいなくなってしまって、スコップっていうのがある意味、夢を一緒に追い求めていた同士みたいな感じだったのかなと僕はすごく思うんですけれども、そんな片割れが急にいなくなってしまって、やっぱりスコップの中でも相当なショックっていうのがあったんじゃないかなと。
で、あるシーンでね。中盤以降のあるシーンで、ルビッチっていうブルーノの息子と出会う。ま、その前から出会ってるんですけれども、あるシーンで実はブルーノの息子だったっていうことを気づくシーンがあるんですよ。
ここが、めちゃくちゃ難しいんです。
何が難しいって、これ昨日も話したかな。何が難しいって、あるセリフ・・まあルビッチの、父ちゃんが紙芝居で教えてくれたっていうセリフがあるんですけど、そのセリフの次のセリフがもう、完全にそれに気づいて、あの父ちゃんの息子だっていうことに気づいた。
で、いろんな父ちゃんとの思い出というか、過去のことがフラッシュバックで入ってきて、自分の中の心がぶわって動いて、「そうかこれは傑作だな、君はブルーノの息子だったのか」っていうような感じのセリフがあるんですけど。
これにね、いくには、テクニックで、テクニックでいくのは別に全然いい、それは誰でもいけると思うんですけど、ほんとに自分の心の中が、その短い時間の中で、だーーってなるためにはやっぱりブルーノとの思い出っていうものが、この僕の中にね、これはスコップの中にっていうよりも、阿部よしつぐの中にないと、そこがやっぱりどうしても演技になってしまうんですよね。
演技、、演技してるんだけど。演技してるんだけど、演技って、究極演技しないことだと思ってるんですよね。なので、僕はマッチとの、例えばですけど、この作品、このえんとつ町のプペルをどうやったらいい作品にできるかなっていってめちゃめちゃ毎日話し合ってたとするじゃないですか、
そうするとある日突然マッチが姿を消すわけですよ。困りますけどね。いなくなっちゃったよあいつって、困りますけど、これは想像の話ですよ。マッチが急にいなくなった。で、えんとつ町のプペルっていう作品をなんとか二人で成功させようって言ってたのに急にいなくなっちゃった。
まじか、でも俺は夢を諦めないぞ。一緒に、ブルーノのためにも夢は諦めないんだって。でもやっぱりさみしいですよね。さみしいけれども諦めないっていうすごい葛藤の中で戦っていた。
で、そんな時にマッチの子どもがいるかどうか、いないと思いますけど、ちょっとプライベートなことは僕は知りませんけど、マッチの子どもがいたとしましょう。
マッチの子どもが急に現れて、で、全くおんなじ魂というか心をもっていて、めちゃくちゃアツく、おっちゃん、みたいな、阿部さん、えんとつ町のプペル成功させましょうよ。とかって、言われて、おお、そうかっつって。
僕の父ちゃんが一緒に成功させようって言ってたじゃないですか。例えば言われたとしたら、えー?!君、もしかしたらマッチの息子なの?!ってすごく思いますよね。そこでなんか自分の中で阿部よしつぐとしての心がぶわって動くわけですよ。
で、やっぱり、僕が演る以上、僕がこのスコップという役を演る以上、僕の心が動かないと、スコップの心が動いたようには見えないわけですよね。ここが難しいところで、スコップの心が動いたように見せるっていうのだと、それは言ってみたら、なんて言ったらいいかな、段取り芝居になってしまうんですよね。ここでこういうふうに発生して、こういうふうに驚いたらそれっぽく見えるよねっていうような、お芝居になってしまうんですよね。
で、それはそれである程度は感動する人はいるかもしれないんですけど、でももっともっと深い感動だったり、僕自身の中でやっぱ楽しくないっすよね。自分の心が動いてないのに、それっぽくやったところで、なんか楽しくないし、どうせやっぱり僕の心がちゃんと動いてたほうがお客さんが感動するんであればそれ位を目指したいなって思うんで、そういった意味でもちょっとマッチにこのシーンのこととかちょっと話をしをして。
ま、もちろんね、このシーンだけじゃんくていろんな話をえんとつ町のプペルの話もいろいろこうする中で、実はマッチとのコミュ二ケーションっていうかね、そういうのを取りたいなって思ってランチしてました。
もちろんね、まだまだもっともっといっぱいしゃべりたいなって思ってますけど、でもね、不思議なことにというか面白いことに、このシーンからよくなったっていうか、このシーンからすごくなんか感動したっていうかね。
良かったって風に、演出家からも言ってくれて、それはすごく嬉しかったですね。メチャこだわったんで、メチャこだわったというか、こだわったというよりは自分の中に嘘がないようにここを演じたいって思って、マッチとずっと今日話してたんで、それはめちゃくちゃ嬉しかったですね。
ま、同時にね、まだまだ、まだまだスコップっていうキャラクターがつかめてない部分っていうのはいっぱいあります。
当然ね。ま、迷走しまくってますけど。でも今はね、いいかなって。いいかなっていうのはなんていうかな、迷走し続けて、でも、それこそスコップが闇の中に光を見つける、もがいていくような感じで、僕自身が、阿部よしつぐという役者自身が、スコップっていうものを追い求めて追い求めてもがいてもがいて掴んでいくっていうようなそいういう姿勢というか、そういう姿が、そのものが、スコップがやってることときっと一緒なんで、なにかそこに通ずるものがあったらいいなっていうふうに思います。
あっというまにね、もう10分以上しゃべっちゃったね。ちょっとなんでしたっけ、チャットじゃなくてコメントの方見させていただきますね。
かまむすいみさん こんばんは。明日は仕事が休みなのでちょっぴり夜更かしです。ありがとうございます。
吉岡さんこんばんは、自炊されてますか。食器や鍋はどうされましたか。自炊するつもりで100均で鍋とかいろいろ買いました。でも一回もまだやってません。いつかやろっかなって思ってますけど、なんか大阪の食べ物っておいしいじゃないですか。いやーびっくりしますよね。安くて美味しくてなおかつ店員の愛想がいい。三拍子揃ってるんですよね素晴らしい。で、今回特に、大阪カンパニーというか、大阪の方が半分位いるんですよ。関西の方が半分くらいいて、キャストの中に。だからやっぱりいろいろお店知ってるんですよね。それはちょっとね、教えていただいたりとかしながら、まあ楽しんでますね。すいませんね。
そして、劇場の近くに道具屋筋がありますね。なんでしょうね、道具屋筋。名前あってるかな。
吉岡さん、美味しかったお店見つけたら紹介してくださいね。いや、それこそ吉岡さん関西の方じゃないですか。教えてくださいって感じですね。
emiさんこんばんは、チケット追加しました。ありがとうございます。
mama unagiさん、こんばんは。
ミルクティさん、あれ、これはライブですか?そうですよ、ライブですよ。
とっとことさん、ライブですよ、はい。ライブです。ありがとうございます。
uuu-channさんこんばんは、こんばんは。
ミルクティさん、わぉ、帰宅途中に通知が来て、びっくりしてあけたところです。ありがとうございます。
ミルクティさん、12月にプペル観に行きます。ありがとうございます。お待ちしています。
そのネックレス、あまり見たことないような気がしますがいつもしていますか。これネックレスっていうか、あれですよ。肩こり。コラントッテっていうやつで。コラントッテってちょっとかっこいい名前っぽいですけど、こらんとって~っていう関西弁みたいですよ。コラントッテっていう、要は肩こりをとるっていうもので、こらんとって~ていう関西弁から来てる。すごいですよね、関西の方ってもう天才だと思いますね。
今日プペル配信を2回見ました。ありがとうございます。あ、東京のね。
新喜劇や漫才を見に行ってみたいですか?めっちゃ行ってみたいです。だってグランド花月の地下に今度やるYES THEATERがあるんですよね。上に行ったらもう吉本がやってるってことですよね。めっちゃ、まあ行ったことありますけど、もちろん、めっちゃ行きたいです。
たぁちゃんなぁちゃんさん、こんばんは、出遅れたー、ぜひアーカイブ見てください。
とっとことさん、スコップはどうしてブルーノの息子であるルビッチに今まで会わなかったのだと思いますか?あ、いや会ってましたよ。会ってましたけど、ブルーノの息子っていうことに気づいてなかったんですよね。
しじまーるさん、四季の時もいつも関係役者さんとのつながりを大切にされてたのですか?もちろんですよ。それはもう、会社で言ったら同僚じゃないですか。一緒に仕事を作っていく。しかも特にお芝居の場合のカンパニーって家族みたいなもんなんすよ。家族以上のもっと本音でぶつかり合える仲間というかコミュニティじゃないとやっぱりいい作品生まれないんで、そういった意味ではすごくもちろん大事にしてますね。
とっとことさん、質問です。以前、初演スコップの藤森さんとお会いして話す機会を持ちたいと仰っていたように思いますが実現しそうですか。しなそうですね、わかんないです。したいですけどね。それはまあ藤森さんも忙しいのでね、なんともいえないですけど。
よしつぐさん、大阪在住中に京都へ行かれますか?相国寺特別拝観していますよ。前に行かれた龍のお寺です。はいはいはい。行かないと思います。あ、でもね、息子のソラがもし来たタイミングでもしやってたらね、行ったら面白いかもしれませんよね。
はい、では今日はこのぐらいで終わりたいと思います。また明日もやるかもしれませんけど、決めてません。また明日。
今日はお付き合いくださってありがとうございまうす。おやすみなさーい。
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』大阪公演について
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阿部よしつぐについて
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【阿部よしつぐオフィシャルサイト】
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【プロフィール】
阿部よしつぐ
1979(昭和54)年生まれ。 神奈川県在住。
俳優、作・演出家、セミナー講師、
日本音楽高等学校舞台芸術コース非常勤講師
→Instagram @yoshitsuguabe https://www.instagram.com/yoshitsuguabe/ 〈主な出演作〉
2003年 ミュージカル「テニスの王子様」河村隆役
2011年 帝国劇場100周年記念公演 Les Misérables アンジョルラス役
2014年 劇団四季入団 ノートルダムの鐘 クロパン役/アナと雪の女王 オーケン役 etc…
2021年12月 劇団四季退団
〈主な演出作品〉
2012年 音楽劇 ウレシパモシリ
2013年 音楽劇 這い上がり etc... 〈その他の活動〉
講師:日本音楽高等学校 舞台芸術コース非常勤講師 有明教育芸術短期大学 ミュージカルコース非常勤講師 大手メーカー様(管理職向け研修)、大手IT企業様(新入社員研修)他
【阿部よしつぐオフィシャルサロン『irankarapte』】
どんなに辛くても仲間がいてくれたこと。
お客様が劇場に足を運んでくれたこと—— あなたと私のこころが出逢うその一瞬を一生にしたい。
そんな祈りにも似た気持ちから、
阿部よしつぐサロン『irankarapte』を立ち上げ活動しています。 https://community.camp-fire.jp/projects/view/208380
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