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【加湿器】2021年これを買えば間違いない!4選

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さて本日は、いろいろ種類があってどれを選べばいいか分からない

【加湿器】

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について、これさえ買えば”間違い無い”という商品をサイテクの独断と偏見で紹介します!

ここで紹介する4選については絶対的ではなく、ベースとなるチェックポイントから導き出した答えになります。ですので、この商品を買えばいいのではなく、これの選択に至った”チェックポイント”を是非ともご確認頂ければと思います。


《これ買え!》

最初に商品を言います!

●象印 スチーム式加湿器
●ダイニチ RXシリーズ ハイブリッド式加湿器
●三菱 roomist
●山善 スチームキューブマグ

今年は、この4機種をピックアップしました。
これらの機種を選定した理由について以下加湿器の解説を交えながら回答していきます!

ー チェックポイント1~清潔性~

加湿器はなんと言っても清潔さが大事です。
皆さんご存知ですか?以下のような事故があったことを・・・

2018年1月、大分県の高齢者福祉施設でレジオネラ菌の集団感染で、90代の男性一人が死亡した。
約50人が入所するこの施設では、インフルエンザ対策として計20台ほどの加湿器を各部屋に設置。24時間動かしていた。約2年ごとに買い替えており、今回レジオネラ菌が検出された2台は2016年冬に購入したものだった。週に1度、すべての加湿器のタンクを洗っていたが、施設長は「湿度を維持するため、24時間使い続けていた。毎日洗って乾燥するのは難しかった」と話した。
Reference from:朝日新聞デジタル

普段何気なく使っている加湿器ですが、注意しなければいけない種類があります。それが、

超音波式加湿器です!

超音波加湿器は、他の加湿器と違い直接水を噴射させるのでそのまま菌を大気中にばら撒いてしまうんです!
ちなみにそれぞれの方式がわかりやすい図がありましたので、引用付きで転記します。

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Reference from:FRIDAYデジタル

超音波式加湿器は製造コストが安いうえ、比較的小型化することができます。つまり、デザイン性やコストを重視したものは超音波式が大半を占めます。しかし、手入れを十分に行わなければ菌を増殖させ、高齢者施設での死亡事故のような結果にに繋がりかねない危険なものとなります。
また、アメリカ疾病予防管理センターの病院におけるガイドラインでは、「病室内での超音波式加湿器の使用禁止」にしているそうです!

それを踏まえて、サイテクが選ぶ加湿器は
・スチーム式
・ハイブリッド式(加熱気化式)

この2つです!

スチーム式の特徴は、なんと言っても煮沸した蒸気を大気中に拡散させるため、煮沸消毒しているのと同じ効果があります。ですので、殺菌しながら拡散してくれるため、非常に安全です!タンク内、蒸発皿、蒸気孔など清潔に保てます。

そして、ハイブリッド式(加熱気化式)は、水を含んだフィルターに風または温風を当てることで加湿します。
例えるならば、洗濯物にドライヤーを当てて加湿するイメージです。

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Reference from: Dainichi

このハイブリット式ならば、温風を使用することでスチーム式ほどではありませんが菌の繁殖は最小限に抑えられます。
また、抗菌フィルターや、お手入れしやすい構造になっているものを使用することで、更に安全に使えるというわけです。

以上の理由で、スチーム式とハイブリット式をチョイスしたというわけです!

ー チェックポイント2~安全性~

この安全性については、吹出口の温度と、倒れたときの安全性についてです。

当然のことながらスチーム式は水を蒸発させますので、吹き出し口からの温度が非常に高温になります。安全のために少し冷ましてから吹き出すにしても、大体60℃前後の温度となり若干高温です。また、倒れてしまった際には安全機能がついているとはいえ、少量のお湯がこぼれてしまいます。

一方気化式は、吹き出し口から風しかでてきませんので、非常に安全です。ヒーターを使う際にも、ドライヤーくらいの温度にもなりませんので、ほぼ風と思って大丈夫です。

以上を踏まえて、

子供がいる家庭など安全性を重視したい場合 →気化式(加熱気化式)
即効性と加湿重視したい場合        →スチーム式

をおすすめします!

どうしてもスチーム式は、危険性を伴うので気になる人は気になると思います。そういった点も踏まえて、ハイブリット式を含めています。

ー チェックポイント3~メンテナンス性~

正直一番大事なポイントかも知れません。
加湿器を購入し、使用する上で必ず覚えておいてほしいことがあります。
それは、

メンテナンスはどの種類でも必ず必要!

ということです。
どんなにいい商品でもメンテナンスは必ず必要です。
メンテナンスしなければ、最大の効力が発揮できないためです。

でも・・・
そんなメンテナンスなんて忘れてしまいますよね。
分かります。
「人間だもの。」

ですので、可能な限りメンテナンスしやすいものを選ぶのが重要です!
正直今回は、このメンテナンス性で選んだと言っても過言ではありません。

●象印

まずは、こちら。見て頂ければわかるのですが、ポット型担っていて、洗うところが極端に少ないんです!

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複雑な構造になっていればなっているほどお手入れは難しく、大変なものになります。となると、その逆をいけば良いんです。
「簡単な構造のものを選ぶ」
たったこれだけです。この象印の商品は、完璧、いや理想に近い形です。

メンテナンスは簡単。市販の洗浄剤を1ヶ月に1度程度やるだけ。

スチームで水は殺菌されて、メンテナンスは月に1回これをポン。
めっちゃ楽じゃないですか?
象印の加湿器はこれが便利なので、お気に入りポイントです。

●ダイニチ

ハイブリット式は構造上どうしても複雑になりやすくなってしまいます。
しかし、各メーカー工夫していて、その中でもダイニチは加湿器のシェア7年連続No1と実績もあり、Made In Japanにこだわり、日本企業らしい顧客要望を徹底的に採り入れるという非常に親身になって対応してくれる会社です。

そのダイニチが考えるメンテナンスは、大きなお掃除タンクと、フラットトレイを使用している構造。

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おそらく経験ある方も多いと思うんですが、こういった家電のメンテナンスって、いろいろ突起物あったり細かい隙間が多かったりして大変なんですよね。
でもそこはダイニチよく分かっています。一番汚れるトレイの部分を極力フラットにして、掃除しやすくしています。

また、ダイニチの大容量加湿器LXシリーズ

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この機種では、トレイがなんと交換式のカバーを使用しています。
(今回紹介したRXシリーズはトレイ式ではありません)

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つまりですよ!全く、手を汚さずにしかも常に清潔に保てるわけです!
これは、ほんとに画期的!気になれば捨てればいいので、非常に衛生的。よく考えました。ダイニチさん。完敗です。

このトレイカバーも簡単に購入することができ、メーカーとしては1シーズン1枚のようですが、気になるようであれば定期的に交換でも良いかもしれません。

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あとは、フィルターの交換も簡単にでき、お手入れが簡単な点も高得点のポイントです!ハイブリット式をおすすめに入れるか迷っていましたが、ここまでメンテナンス性が良いと全く問題にならないと思います。非常に良い商品だと思います。

メンテナンス性は長く、安心して使うには必須の項目です。これら意外の商品を買うにしても必ずチェックしたいポイントですね!

さらにこの上位機種であるLXシリーズでは、加湿速度もかなり早いです。

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ー チェックポイント4~省エネ性~

個人的に加湿器を使うなら、省エネは気にしないでほしいと思います。一番エコなやり方は、洗濯して室内干しするのが一番省エネでエコなやり方なので。。。(笑)

とはいえ、一応チェックポイントとして挙げました。

ここまで読んで頂いた方だとわかるかと思いますが、

スチーム式   →高い
ハイブリット式 →安い

こうなります。ただ、本当に気にしないでほしいです。
そんなことよりも重要なことは、チェックポイント3までなので。


ー チェックポイント5~デザイン性~

デザイン性は、お部屋の雰囲気や色味など非常に重要な項目かと思います。しかし、構造・メンテナンスが簡単なものほどデザイン上げるのは難しい。トレードオフですね。

●象印

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構造が簡単で、いいものなのですがちょっとデザイン性には欠けますよね。
ただし、愛着を持てる形ではあるかもしれません。好みです。

●ダイニチ

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ダイニチさんはよく分かっています。
日本の家庭、特に最近のマンションなどのテーマと合いやすい色をチョイスしています。これは、長年やってきた成果ですよね。モノトーンで馴染みやすい色を使っています。1色だけではなく、2色+1のグラデーションで目立ちすぎない感じを出している。なかなかいいデザインですよね。

●三菱

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roomistはシンプルなデザインで、コンパクトな作りになっています。
色も2色で室内の色味に合わせて選べるのがポイントですよね。個人的には四角い形の方が壁付けできるから楽だったりするんですよね!

●山善

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山善のこのシリーズは、極限までデザインをシンプルにしていて、機能もなるべく分かりやすく簡素化。
湿度調整機能はついていませんが、デザイン性とコストで非常にいいものだと思います。

まとめ

今回紹介した加湿器を最後にまとめておきます。部屋のサイズや用途に応じて変えてみるといいかと思います。

●象印

実際のユーザーさんの声も頂きました!

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ほんとに使い勝手も良くて、機能性、メンテナンス性も良くていいと思います!本気でおすすめします!
(デザイン性だけは、仕方がない。笑)

●対象
・プレハブ洋室13畳まで/木造和室8畳まで
・小型で持ち運びやすい
・タンクは小さめ
・初期費用を抑えたい

今回紹介した商品は、EE-RQ50という昨年モデルになりますが、現在では
EE-DC35/50
EE-RR25/50
といういくつかの種類があります。ただ、これらの新しいものに関しては価格が高くなっています。昨年モデルでも基本性能は同じです。ですので、全く問題なく使用いただけると思います。

もし、今年モデルを買うのであれば、EE-DC35/50のどちらかがいいと思います。35と50の違いはタンク容量の違いだけです。

また、冬の期間だけのレンタルのあります。
家に置く場所がない場合など、レンタルするのも一つの方法かと思います!

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リンク:Rentio
※執筆当時では空きはありませんでした。


●ダイニチ RXシリーズ

●対象
・プレハブ洋室8畳まで/木造和室5畳まで
・3.2Lタンク
・交換式トレイでは無い

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ダイニチさんの商品数は多いので、これ以外もありますがRXシリーズが一番家庭用としていいのではないかと思います。
詳細情報は、HP等確認されるといいかと思います。


●三菱 roomist

三菱のシリーズは、6畳用か10畳用の2種類しかありません。
ですので、使用箇所に合わせたものを選ぶといいと思います。

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三菱の場合は、吹き出し口からの温度が55度以下と低めの設定で、熱すぎない仕様になっています。若干構造が複雑が故にお手入れは面倒ですが、全体的なバランスとしてはいいと思います。

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山善 スチームキューブマグ

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山善のこのシリーズは、湿度調整機能、タイマー機能などありません。
ただその分価格が安く、デザイン性もよく、メンテナンス性もいいです。

ただし、タンク容量が2.4Lと他の機種に比べてかなり少ないので、頻繁に水の継ぎ足しを行う必要があります。その点は注意してください。

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楽天でも買えます。
楽天 山善ショップ:リンク

おわりに

今回は、私がおすすめできる加湿器について徹底解説しました。
冒頭にも書きましたが、これは4商品を紹介する目的もありますが、みなさんが加湿器を買うときのチェックポイントを紹介する目的もあります。上記にあるポイントをしっかり押さえて、自分なりの結論で購入すれば、それで最高なものだと思います。

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