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ヨーロッパ文化教養講座(「リバーサルオーケストラ」の鑑賞記 第7話)

2023/02/23
「リバーサルオーケストラ」の鑑賞記 第7話
今回は、初音が覚醒するシーンが最高だった。

(1)コミカルなシーン
28:45 玉響の仲間に悪態をついて家に帰った初音の家に、朝陽マエルトロが向かう。初音の家に下宿中の蒼が朝陽に「何でついてくるんですか?」というと、朝陽が「行き先がたまたま同じなだけです。」とぶっきらぼうに、返答するシーン。
29:31 初音の部屋に入った朝陽を見て、父親(演 利重剛)が「俺なんて15年も入れてもらってない」というシーン。
その後、初音の部屋のドアに聞き耳を立てていた、父親と蒼を、母親(演 奥貫薫)が2人の襟首を掴んで引き剥がすシーン。

(2)胸が熱くなったシーン

10:41 満員にしないと予算をカットされ解散となる、玉響の運命がかかった定期演奏会のプログラムが、ベートーヴェンの「運命」に決まり、
リハーサル冒頭のジャジャジャジャーンが一発で決まったシーン。
16:27 食事会で三島光太郎マエルトロ(演 加藤雅也)と朝陽が、「音楽は音楽以外の何も表現しない。ストラヴィンスキー」と声を合わせて言ったシーン。
30:32 朝陽が、初音に対して、「君が自分を貶めるのは君と君の音楽を信頼するすべての人を貶めることだ」と強く訴えるシーン。
34:28 玉響メンバーが、オーボエ首席 穂刈(演 平田満)の提案で、初音のために、チャイコンの前奏の動画を「オーケストラマイナスワン」で送り、続いて、
35:29 初音コールをしたシーン うるうるした。
40:33 三島彰一郎(演 永山絢斗)に挑発され、チャイコンを弾いたシーン。 素晴らしい音色と演奏に感動した。

感想:
今回1番感動したのは、初音がテレビ出演シーンで弾いたチャイコンの演奏。
練習のときの耳障りな音と、このシーンの素晴らしい音を、(どちらも、高木凛々子が弾いているとすれば)、弾き分けるのは、さすがはプロだと思った。

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