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ヨーロッパ文化教養講座(2024年2月11日 ブルース・リウ@横浜みなとみらいホール 鑑賞記)
2024/02/12
2021年ショパンコンクール覇者、ブルース・リウ君のショパン2番のコンチェルト、圧倒的な演奏だったが。。。
日時:2024年2月11日 開場:13時15分 開演:14時
会場:横浜みなとみらいホール
ピアノ:ブルース・リウ
指揮:アンドレイ・ボレイコ
管弦楽:ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
プログラム:
1)ルトスワフスキ:小組曲
①嵐 ②万歳ポルカ ③歌 ④踊り
2)ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21
ソリストアンコール:
3)リスト:ラ・カンパネラ
4)ショパン (サラサーテ編曲によるヴァイオリンとの二重奏):
ノクターンop.9-2
ヴァイオリン:マリア・マホフスカ
休憩
5)ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 Op.92
オーケストラ・アンコール:
6)バツェヴィチ:オベレック
7)ルトスワフスキ:小組曲より ②万歳ポルカ
コメントと感想:
1. みなとみらいホールは満席。街全体も三連休中で人が溢れていた。鹿児島から来ると人を掻き分けるのも一苦労する。
2. お目当ての2)のコンチェルト2番。好きな曲だが生は初めて。長い序奏の後にピアノが入る。ピアノはリウ君がショパコンで使ったイタリアのFAZIOLI。今日のために用意されたのなら、主催者にブラヴォー。
3. とにかく演奏は精密機械のよう。音もキラキラして美しい。最後の一音まで圧倒された。
4. しかし何故か感動が押し寄せて来ない。上手すぎて度肝を抜かれたのだろうか?不思議な感覚だった。多くのスタンディングオベーションの人たちがいた。
5. アンコールの3)高速カンパネラでも「度肝」を抜かれてしまった。
6. 4)はショパンのノクターンをリウ君がピアノ伴奏しコンマス(コンミス?)マリア・マホフスカさんが伸びやかで美しい音を聴かせてくれた。
最後のカデンツァ部分でリウ君がピアノから離れて観客を向き、マリア・マホフスカさんにもっと弾いてというプレッシャー?をかけて会場を沸かせた。
リウ君が舞台袖に引き揚げるとき、プレゼントを渡す人が2人居た。
7. 休憩後、ベト7。ポーランドのオケなので正直あまり期待していなかったが、オーソドックスなテンポとドッシリとしてとても好感の持てる演奏だった。
8.最後の曲 7)はリプライズだが今日のオケの演奏では1番だと思った。全ての演奏者が乗りに乗っていた。
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