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ヨーロッパ文化教養講座(エンター・ザ・ミュージック 「エルガー エニグマ変奏曲」)

2024/02/02
「リバーサルオーケストラ」のBGMで使われたエニグマ変奏曲。
イギリスに留学していた藤岡マエストロに取っては十八番だろう。

イギリスを代表する作曲家、エルガーの出世作「エニグマ変奏曲」 を特集。その時代背景や楽曲の特徴を紐解きながら、関西フィルによる名演をお届けする。

ゲスト
林田直樹(音楽ジャーナリスト、評論家)

出演
関西フィルハーモニー管弦楽団

司会
藤岡幸夫(指揮者)
角谷暁子(テレビ東京 アナウンサー)

BSテレ東ホームページ

コメントと感想:

1.エニグマ変奏曲は、第14変奏まであって、友人を即興でピアノで描写したものを、妻のアリスが管弦楽にすることを勧めたとのこと。

2.エニグマ変奏曲というと、第9変奏の「Nimrod ニムロッド」。
エルガーが大友人で批評家のアウグスト・イェーガーにつけたあだ名だそうだ。
この曲のおかげで、エルガーがイギリスの国民的大作曲家になったそうだ。

イギリス第2の国歌と言われる「威風堂々」(正確には、威風堂々第1番の中間部(トリオ)の主題の旋律『希望と栄光の国』)は、なかなか外国人の指揮者には振らせてくれないそうだ。
初めて指揮を許されたときは、本当に嬉しかったと、藤岡マエストロが言っていた。

3.評論家の林田直樹氏が、「クラシック音楽の芸術作品は、視聴者も含んで構築される」と言ったことに力を得てこれからも、視聴に励もうと思った。

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