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ヨーロッパ文化教養講座(2023年3月18日 ハイルマンの「マタイ受難曲」コンサート鑑賞記)

2023/03/19
昨夜地元の、ハイルマン合唱団鹿児島&オーケストラの「マタイ受難曲」を聴いた。
素晴らしいと思った。

日時:2023年3月18日 開場:17時 開演:18時
会場:宝山ホール
出演:ハイルマン合唱団鹿児島
   ハイルマンオーケストラ
総指揮:ウーヴェ・ハイルマン
コンサートマスター:長田新太郎
プログラム:
J.Sバッハ 「マタイ受難曲」BWV244

ハイルマンマエルトロは、1960年ドイツ生まれ。1981年に魔笛のタミーノ役でデビューし、その後、メトロポリタン歌劇場やミラノ・スカラ座にも出演した、古典派の歌唱に定評があるテノール歌手とのこと。

今回、自身が率いる合唱団で大曲「マタイ受難曲」を演奏した。

観客席は、残念ながら空席が目立ったが、おかげで、中央前から9席目で
鑑賞できた。

ほとんどのメンバーはアマチュアやセミプロなので、この大曲をどのように演奏するかが興味深かった。

素晴らしいと思ったのは、とにかく、音が合っていること。
マエルトロが完全に「マタイ受難曲」の世界を支配していると感じた。

というのも、出場者全員が、マエルトロの指示通りにしっかりと演奏している。
テンポが合わなくなりそうになると、マエルトロはすぐに大きな身振りで指示し修正する。
指示された方もすぐにその意図を理解する。
おそらく、練習にも時間をたっぷりかけたのだろうと思った。

ちょうど、「リバーサルオーケストラ」最終回を見たばかりだったので、マエルトロの役割と力を実際の演奏で味わうことができた。

また、次の公演も是非行きたいと思った。


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