ヨーロッパ文化教養講座(エリーゼのために)

2022/10/03

昨日も取り上げた、NHK クラシックTV「ベートーヴェンコンプレックス」でベートーヴェンが、たいへんなプレイボーイだったということを知った。

ベートーヴェンは、同時代でも非常に人気があったそうなので、スター的存在だったのかもしれない。

ベートーヴェンの彼女のリストの中に、テレーゼという女性がいた。
テレーゼというと、ピアノソナタ第24番Op.78をすぐ思い出すが、こちらは、伯爵令嬢のテレーゼ・フォン・ブルンスヴィックのことだそうだ。

有名な「エリーゼのために」は、ベートーヴェンが、「テレーゼのために」と楽譜に書いたのに、あまりの悪筆で、エリーゼと読み間違えられたという逸話(真偽不明)が残っている。
「エリーゼのために」は、『バガテル第25番』WoO59で特定されるが、エリーゼと間違えられた、テレーゼは、テレーゼ・フォン・ドロスディック男爵夫人で、Op.78のテレーゼとは別人ということらしい。

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