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ヨーロッパ文化教養講座(「レジデント・エイリアン」(2)「心の痛み」録画鑑賞記)

2023/03/09
レジデント・エイリアンの2回目は、主人公エイリアン「ハリー」が「心の痛み」を感じ始める。

人類を抹殺しに来たエイリアンが巻き起こすハチャメチャSFコメディー。ハリーは自分の正体を知る少年マックスを始末しようする。ハリーが感じ始めた人間の感情の正体は?

町の医師として働くことになってしまったハリー(実はエイリアン)。最初の患者は町長の息子マックスだった。ハリーの本当の姿が見えるマックスは、そのことを両親や保安官に訴えるが信じてもらえない。保安官代理のリヴだけが話を聞き、エイリアンの似顔絵を書いてくれた。町中に貼られた似顔絵を見たハリーは、なんとしてもマックスを殺そうと考える。一方、看護師のアスタは信頼していた医師サムが殺され喪失感を抱えていた。

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コメントと感想:

1.ハリーが診察室に来た患者の症状を、スマホの検索エンジンで調べ数分で理解して診断する、「ハリー先生の爆笑診察室?」が面白かった。

2.村長の息子マックスは最初は怖がっていたハリー先生に最後は堂々と対峙する。精神的には周りのどの大人より強くなった。

3.アスタの殺されたサムに対する感情を見て、ハリーも「心の痛み」というか、心の空虚感を感じるが、それが何かはまだ見えてこない。

4.一方、ハリーは、地球に不時着したときに落としてしまった、「人間抹殺装置」の探索中に、「無重力空間生成装置?のような丸い機械」を見つけてほっとする。その機械の巨大ヴァージョンを、保安官と保安官代理が発見するところで、2話は終了。

5.この「巨大無重力生成装置?」の発見により、田舎町は騒動になることが次回の話の中心か?
 また、アスタの感情に触れて、ハリーが少しずつエイリアンとしての無感情な心の中に、人間の心を形成していく過程が見られるのかもしれない。

登場人物の続き:
・マックス・ホーソーン (Max Hawthorne) (演 ジュダ・プレーン)
 ハリーがエイリアンであることが見える唯一の人間

・マイク・トンプソン (Mike Thompson) (演 コリー・レイノルズ)
 アフリカン・アメリカンの保安官

・オリヴィア・"リヴ"・ベイカー (Olivia "Liv" Baker) (演 エリザベス・ボーウェン) 優しいふくよかな、女性の保安官補

・ベン・ホーソーン (Ben Hawthorne) (演 レヴィ・フィーラー)
 マックスの父 この町の村長
 (だが気が弱くハリーから精神カンセリングを受けている。)

・ダーシー・ブルーム (D'Arcy Bloom) (演 アリス・ウェッタールンド)
 パブのバーテン 元スキーのオリンピック選手(だがそう見えない) 

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