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ヨーロッパ文化教養講座(NHKクラシック倶楽部 「クンウー・パイク」ショパン ノクターン)

2024/04/12
今週はショパンの演奏が続く。
小林愛実さんとアルマン氏の24の前奏曲に続いて、クンウー・パイク氏のノクターン集を聴いた。音が綺麗なことに感心した。
2021年7月13日の王子ホールのリサイタル。
マスクをした観客が席を空けずに座っていたので、コロナ感染患者が落ち着いた時期だったかも知れない。

放映プログラム:
1) ノクターン 変ロ短調 B-Moll 作品9第1(6分57秒)夜想曲第1番
 1831年 プレイエル社 社長夫人マリー・プレイエル(名女流ピアニスト)へ献呈
2) ノクターン 嬰ハ短調 Cis-Moll(遺作)(4分15秒)ヘレン版第20番
 1830年
3) ノクターン 変ホ長調 Es-Dur 作品55第2(6分16秒)第16番
 1843年 弟子のジェーン・ウィルヘルミナ・スターリング嬢へ献呈
4) ノクターン 変ホ長調 Es-Dur 作品9第2(4分44秒)第2番
 ノクターンで1番有名な曲
 1931年 プレイエル 社長夫人マリーに献呈
5) ノクターン ロ長調 H-Dur 作品62第1(7分41秒)第17番
 1846年 生前発表の最後のノクターン R・ドゥ・ケンネリッツ嬢に献呈
6) ノクターン 嬰へ短調 Fis-Moll 作品48第2(6分47秒)第14番
 1842年 弟子のロール・デュペレへ献呈
7) ノクターン ヘ長調 F-Dur 作品15第1(4分40秒)第4番
 1832年 ピアニスト、フェルディナント・ヒラーへ献呈
8) ノクターン ハ短調 C-Moll 作品48第1(7分)第13番
 1842年 弟子のロール・デュペレへ献呈


コメントと感想:
1.クンウー・パイク氏は、1946年5月10日ソウル生まれなので、もうすぐ78歳になる。

2.先ず感心したのは、音が濁り無く、綺麗なこと。
録音が良いのもあるのだろうが、タッチやペダリングが正確なのだろうと思った。
( 8)のノクターンop.48-1 は、速いところで若干ミスがあったようだが)

3.ノクターンだけの演奏会というのは、さすがに集中して聴き通すのは難しいと思った。今回は自宅のテレビで、ハイボールを飲みながら聴いたので、良かったが、ホールでじっとして聴くためには、もう少し、自分も聞き込まなければ無理だなと思った。

4.やはり、ノクターンは、人生経験を経たピアニストは味があるなと思った。

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