ヨーロッパ文化教養講座(「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」(7)「ヘルメス文書」録画鑑賞記)
2023/07/07
今回は、原題は、「Le livre (本)」。邦題はもっと具体的に、「ヘルメス文書」。
主要人物は、18年前に「ヘルメス文書」を発見した、競売人、教授と男爵の3人。競売人、教授が殺され、車椅子生活の男爵が疑われる。
コメントと感想:
1.今回は、テツオ・タナカとアストリッドの場面は、冒頭の公園ベンチで何も言わずに並んで座っている。アストリッドは立ち上がりサヨナラするというシーンのみで、事件の解決にアストリッドが自慢の瞬間映像記憶力を駆使して大活躍する。
2.ヘルメス文書、タロット占い、占星術などの「怪しさ」が事件に複雑さを与えているが、アストリッドの分析力でスッキリとした解決となっている。
3.ラファエルの父親(大物政治家?)が登場する。ラファエルの兄の死が二人の関係を悪化させ、現在修復中だということがわかった。
4.ラファエルの相棒で彼女に思いを寄せている、ニコラ・ペランがかなりのオタクで、古代ギリシア語も読めることがわかる。
案外、ラファエルより、アストリッドの方がお似合いかも知れない。
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