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ヨーロッパ文化教養講座(読響プレミア最終回 藤田真央 ブラームス協奏曲第2番)

2024/04/03
読響プレミアが最終回だというので、クラシック音楽番組が1つ減るのかと思ったら、「粗品と絶品クラシック」という番組にリニューアルされるということでホッとした。

今回放送した、藤田真央君と常任指揮者セバスティアン・ヴァイグレ・マエストロのブラームス協奏曲第2番は、2024年1月10日にサントリーホールの演奏会。

小生もこの演奏を聴きたいと思い、発売開始日の発売時間10時に、ぴあのサイトにアクセスしたが、操作中に数分で売り切れてしまい、チケット争奪戦に敗れたので、たいへん興味深く演奏を聴いた。

感想としては、真央君も読響も全く責任はないが、放送の音質が良くなく、サントリーホールの豊かな響きが感じられないということ。

税金のように視聴者から強制的にお金を取っているNHKと、専ら広告収入で運営している民放局を比較するのは気の毒だが、もう少し何とかならないものかと思った。

音質が良くないことを前提として、演奏全体に感じたのは、真央君の一音一音を大事にするいつも変わらぬ姿勢、読響の金管のレベルの高さである。

また、ヴァイグレ・マエストロは、全体的にテヌートでなくスタッカートで音を繋いでいる感じを受けた。

やはり、生で聴きたかった。
映像では完全な満席では無かったので、当日急用ができた人がいたのだなと思い、少し悔しい気分になった。


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