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ヨーロッパ文化教養講座(エンター・ザ・ミュージック 矢口里菜子 The 4 Players Tokyo 2022 杉並公会堂 公演)

2023/10/29

今回のエンター・ザ・ミュージックは、The 4 Players Tokyoのメンバーで、本業は山形交響楽団の首席チェロ奏者の矢口里菜子さん。

司会は、いつもの藤岡幸夫マエストロと初登場のテレ東アナウンサー福田典子さん。藤岡幸夫マエストロの奥さまの名前も、「典子」さんだということを早速披露して番組は始まる。

矢口里菜子さんは、The 4 Players Tokyo 4人では1番若く、とてもチャーミングな女性。放送では、いつも何かを食べているシーンが放映される。カーリングの「モグモグタイム」のよう。

今回は、2022年の杉並公会堂の公演から、ドビュッシー「弦楽四重奏曲」を取り上げた。

当日のプログラムは、杉並公会堂のホームページによると、下記のようになっている。

ハイドン:弦楽四重奏曲 第76番《五度》 ニ短調 作品76-2
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 作品10
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 作品11
【アンコール】
ハイドン:ロシア四重奏曲第2番《冗談》 変ホ長調 作品33-2より第2楽章

矢口里菜子さんによると、リーダーの戸澤氏が自分で好きに選んで、そして苦しむということの繰り返しだとうだ。それだけ、体力と気力を必要とするプログラム。

ドビュッシーのこの曲は、8月26日に関朋岳君のコンサートで、聞いたばかり。確かに名曲だが聴くだけでも集中力のいる大変な曲。
8月26日のコンサートでは、 関朋岳君以外のメンバーに、The 4 Players Tokyo の第2ヴァイオリンの遠藤香奈子さんが入っていた。
遠藤 香奈子(ヴァイオリン)The4PlayersTokyo メンバー
村松 龍(ヴィオラ )
荒井 結(チェロ)

The 4 Players Tokyo の4人のメンバーは、年代も所属オーケストラも全然違い、藤岡幸夫マエストロが選ばなければ、まず一緒にカルテットを組むことはなかっただろうとのこと。

矢口さんも、この4人が公演を重ねる毎にお互いが解ってきて、自由にやりたいことができるようになってきていると言っているので、今後益々、楽しみである。

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