見出し画像

ヨーロッパ文化教養講座(エンター・ザ・ミュージック「渡邉暁雄 特集」)

2024/08/30
藤岡幸夫マエストロの師匠、渡邉暁雄(あけお)先生の特集。

ゲストは、父親が、暁雄マエストロの弟子だった、音楽評論家の奥田佳道さん。
暁雄マエストロの偉業としては、
・世界で初めて、シベリウスの交響曲全集をステレオ録音したこと。
・日本フィルハーモニーの創立に携わり、初代首席指揮者を務めたこと。
・日本フィルハーモニーで、日本の作曲家の新曲を毎年演奏して、日本の作曲家を育てたこと。
・ドイツ・オーストリア系だけでなく、イギリス、アメリカ、北欧の作曲家ノ作品も積極的に取り入れたこと。
などがあるそうだ。

暁雄マエストロの母親がフィンランド人だったこと、父親が牧師だったことで、多様性を重視することが自然にできたのかなとも思った。
最後の愛弟子、藤岡幸夫マエストロが、「師匠はいろいろと叩かれた」と言っていたのも、自分が正しいと思ったことを周囲に忖度せずに突き進んだからかなと、勝手に思った。

藤岡幸夫マエストロは、師匠が得意だった、シベリウスの中から
1.交響曲第2番第4楽章
2.交響詩「フィンランディア」
3.交響曲第5番第3楽章
いずれも、美しい曲。

1.バーンスタイン指揮、ベルリンフィル

2.山田和樹指揮、合唱:東京混声合唱団
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

3.ダリア・スタセフスカ指揮、Frankfurt Radio Symphony ∙


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?