ヨーロッパ文化教養講座(2022年9月19日角野隼斗 その2)

2022/09/20
昨日素晴らしい演奏を披露してくれた、角野隼斗について。
まず、アンコールは、バーンスタインのキャンディード序曲。
オーケストラ付きという珍しいアンコールである。昨日の公演は、11回ツアーの最終回ということで、サービス満点であった。
さらに、ガーシュインの「アイガットリズム」をソロで弾いた。
ショパンの協奏曲のあとに、ジャズ曲を2曲アンコールにもってくるのは、他のピアニストではできない芸当だ。

また、S席14000円、安いとは言えないコンサートが満席となるのは、ポーランド国立放送交響楽団だけでは到底無理であろう。

昨年末よりブルース・リウ、反田恭平、ガルシア・ガルシア、小林愛美、ガジェヴの公演を聞いた。超一流ピアニストの需要は世界的には大きいが、国内は、一時のはやりでもあり、また、2025年には、次のショパン国際ピアノコンクールが開催され、新しいスターが誕生する。
ガルシア・ガルシア、小林愛美、ガジェヴは、ピアニスト以外のことはできないと思うが、すでに、会社の社長である、反田恭平や、マルチな才能をもつ、角野隼斗は、今後どのように活躍していくか、楽しみである。

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